稽古場日誌

ワークショップ外部活動 浦 弘毅 2016/03/22

新しい風を感じる!

岡山のワークショップ、今年も始まりました。これまでとちょっとスタイルが変わり、規模が大きくなります。
昨年までは、プロデューサーの米谷陽子さんの企画で行なっていたのですが、今年からループ・テン(LOOP 10 project the Shibai Okayama 2016)というフェスティバルに拡大しました。
もちろん米谷さんもワークショッププロデューサーです。

昨年とはまた違ういろんな人との出会いがありました。
演劇経験者・未経験者、大学生、中学生、社会人、保育士、会社経営者、お寺の住職、大阪から、愛媛からなどなど。いろんな人たちの人生が集まったとても充実した2日間でした。
今回岡山に行って改めて思いました。
着実に演劇が熱くなっている!

このループ・テンの実行委員会は、岡山にある幾つかの劇団の主宰者や劇団員などで組織され、単体におこなうフェスティバルではなく、横のつながりもしっかり持ち、多年にわたり活動できるようにと、将来を見据えて活動している団体です。ループ・テンという名前も、「まずは10年続けてみよう!」という意味があるそうです。

本当に凄いなぁ~!! もしかしたらここ数年で日本を代表するフェスティバルになるのでないか?! というか、なるように何か協力できないかと思うのです。
実行委員会もとてもエネルギッシュで、飽くなき探求を続けています。普通なら幾つかの劇団の代表が集まった時点でなかなか前に進まないことも多いのですが、話し合いを重ね、お互いの感性を共感しようと努めながら少しずつ前進している感じを受けます。そして凄いのは頭だけで考えるのではなく、とにかくやってみよう! という感覚があることです。

本当に凄いところでワークショップをさせてもらいました。
8月、9月は米谷プロデューサーが企画するワークショップが岡山であります。これもループ・テンとの提携ワークショップです。

うん! こういう地域で山の手事情社の公演をやってみたい!

微力ながら応援していきたいと思います!

浦 弘毅

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