稽古場日誌

研修生 研修生 2016/06/09

ネガティブ人間の決意/榎本倫子

はじめまして。
今年度研修生の、榎本倫子と申します。

4年間山の手事情社に憧れていた、元会社員の26歳です。
なぜこのタイミングで?
というのはよく聞かれます。残念ながら、バシッと答えられません。
なんだか聞かれる度に違うことを言っている気もします。
どれも嘘は言っていませんが…
でもひとつ言えるのは、自分の中では、いつか訪れることがやって来たような感覚です。
そして出家するくらいの覚悟です!

ついに研修生となり、不安と不安と不安の日々です。
不安しかないです。
就活の自己分析すら逃げてきた自分が、一年間自分と向き合うことができるのか?
体力のない私がここに入って良かったのか?
自分に自信がない者が演劇なんてやってていいのか?
ネガティブ思考が爆発しそうです。

「もっと自信持てよ!」
という言葉は、かれこれ10年以上言われています。
山の手事情社でも例には漏れません。
「そんなこと言われても!」と思うことも、「そうだよな…」と思うこともありますが、やっぱり自信を持ちたい。
自己顕示欲は強いのに自信を持てない自分を建て直したい!

話は変わりますが、私は病院が好きです。
最近は膝を故障したこともあり、リハビリに通っているのですが、毎回結構楽しみです(膝は順調に回復中です)。
病院って、必ず一対一で、自分の身体のことを教えてくれるじゃないですか!
リハビリなんて、自分のクセによる身体の歪みの治し方まで教えてくれるんです!
私だけかもしれませんが、それって自分のことを知り、今までの自分と向き合うひとつの手段だと思ってるんです。
何が言いたいかって、自分のことを知るのはなんだかんだ好きなんです。

自分とは何か。
自信とは何か。
私の強みって何なのか。

そこと出会える一年にしたいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

榎本倫子

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