稽古場日誌

ワークショップ研修生 谷 洋介 2017/04/23

2017年度の講師を務めます。

2017年度の「俳優になるための年間ワークショップ」を担当させていただく、谷 洋介と申します。

僕はとにかく、この「俳優になるための年間ワークショップ」で“自信を持って表現できる俳優”を一年かけて育てたい、と思っています。
僕自身、演劇を始めたころ、根拠のない自信でただがむしゃらに演技をしていました。今思うと、演技とは言えない演技でした。

山の手事情社の門を叩き、「俳優になるための年間ワークショップ」を受けたとき、その根拠のない自信は崩れました。

それは自分自身をあまりにも知らなかったことに気付いたからです。
それからは自分自身のどこが面白くてどこがつまらないかを考えるようになり、自信を徐々に再構築していったように思います。

俳優は舞台上で与えられた役の人生を生きなければなりません。役の気持ちや感情などを時間の経過とともに紡いでいき、どんどん加速させていかなければいけません。
どんな舞台であれ、そこには役者本人の不安、遠慮はいらないのです。

「俳優になるための年間ワークショップ」は、“自信を持って表現できる俳優”になるために大いに失敗し、そして大いに考え、大いに成長できる機会を与えてくれる場です。
興味ある方、ぜひお待ちしています。

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「俳優になるための年間ワークショップ」2017年度オーディションを開催。
次回オーディションは4月30日(日)です。
詳細は専用ページをご覧ください。

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