稽古場日誌
公演の成功と無事を祈って、
たくさんのお客様のご来場をお待ちしております!!
さて、『傾城反魂香』は、けいせいはんごんこう と読みますが、江戸時代の劇作家・近松門左衛門(
傾城とは、君主が城が傾く(滅びる)ほど入れあげてしまう遊女、
遊女・遠山(とおやま)は、絵師・狩野元信(かのうもとのぶ)
元信は、遠山の死を知らずに姫君・銀杏の前(いちょうのまえ)
遠山は49日間だけ結婚相手をかわって欲しいと頼み、
死者が蘇るという伝説のお香・反魂香(はんごんこう)
遠山は元信が絵に描いた熊野の寺社を順々に巡り、最後、
と、
どもりの絵師・吃の又平(どものまたへい)が師匠・土佐将監(
遊女・葛城(かずらき)をとりあったことが原因で、元信の出世の邪魔をする道犬の息子・伴左衛門(ばんざえもん)
歌舞伎では、もっぱら、吃の又平
超高速で展開していきますので、お見逃し、お見落としなく。
斉木和洋
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『傾城反魂香』
2017年10月13日(金)~15日(日)
大田区民プラザ 大ホール
公演情報はこちらをご覧ください。