稽古場日誌

ワークショップ 三井 穂高 2014/07/30

社会人ワークショップ第7弾リポート1

6月から、社会人ワークショップ第7弾を開催しています。おかげ様で今回も沢山の方が参加してくださっています。今まで演劇をやったことがない方も多く、大きな声をだしたり皆で簡単なゲームをしながら体を動かすことが新鮮なようです。初めは「恥ずかしいから…」と仰る方もいらっしゃいますが、いつの間にかあまり気にならなくなるようでした。毎回、内容やテーマを変えながら必ず演劇的なシーンを創造することに取り組んでいただいています。

今日は《ルパム》(ダンス)とショートストーリーズ(寸劇)を中心に行いました。《ルパム》では、「仕事」をテーマに動きを考えます。 皆さん体を使いながらアイデアを出すことに慣れてきたようで、次々に新しい動きが出てきます。カウントに収まりきらず、やむなく振りを減らしたりして、あっという間に《ルパム》ができました。

今日の《ショートストーリーズ》は、職場の同僚という設定で、芝居中にチームの中の誰かが必ず「落ち込む」ようなあらすじを考えてもらいました。あえて設定を細かく指定することで、深く芝居の中に入っていって欲しかったのですが、難しかったようです。お互いにリアリティを持って演じるために何が必要か、今後探っていくことになるでしょう。物語はバラエティに富み面白くなりそうなものが幾つか上がっていました。発表会に載せるかもしれません!

三井穂高

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