稽古場日誌
新年に入って怒涛の稽古が続いています。
果たして気持ちだけでも正月は来るのだろうか? という不安の中創作しています。
本日は作業日です。
舞台のセットや小道具をつくったり、衣装作業、メイク実験など今まで紙面上のイメージでしかなかったものが具現化してきました。
創作作業は早く始めるに越したことはないのですが、その分早く終わるとは限りません。
時間があればその分試行錯誤に費やされるのです。
ですから
「今回の作品どんなテイスト?」
と聞かれても
「初日までわからんのよ、楽しみにしてて」
としか言えません。
舞台美術も多分にもれず、あ〜でもないこ〜でもないと意見・アイデアのぶつかり合いです。
極端な話、劇場入りして初日を迎えるギリギリまで足掻きます。初日を迎えても残りステージがある限り足掻きます。
少しでも、一歩でもいや半歩でも面白くするため俳優・スタッフ共に踏ん張ります。
劇場入りまで残り僅か。お楽しみに!
川村岳