稽古場日誌

あたしのおうち

あたしのおうち 喜多 京香 2019/02/03

大きな寄り道

山の手事情社の研修生になると決まった時、私はとてもワクワクしていました。元々、幼い頃からダンス一筋だったので、別の形で板の上に立つという「寄り道」のような機会は私にとって貴重だったのです。きっと、大きな収穫が得られる...

あたしのおうち 倉品 淳子 2019/02/02

昔があって今があるってわけじゃないです。

ご存じのように、山の手事情社は今年35周年である。第一回目の研修生は、1996年というから、研修生というシステムを開始してから、23年が経過している。そのうち私が担当した研修生は、この1996年、2001年、そして2013年の3回だけだと...

あたしのおうち 研修生 2019/02/01

貝みたいな

自分が芝居をやっているルーツについて書いてください、という事で考えてみる。そして、書いたものを劇団員の方にチェックしてもらう。差し戻されてしまった。「具体的な事、高見個人の考えや視点に欠けている」と言われた。そうなの...

あたしのおうち 研修生 2019/01/31

メタモルフォーゼ

自分でない何かになるのが楽しかった。ただ漠然と些細なところから始まった。 劇団の研修生になって、色んな物事を軽く考えていた。だからだろうか、私は劇団の輪の外にいる感覚が何処かであった。 認識を改めないといけないと強く思...

あたしのおうち 髙坂 祥平 2019/01/28

人生の分かれ道

山の手事情社との出会いは、19歳の時。当時通っていた専門学校にワークショップのチラシが張り出されていた。1日体験型で1000円という破格の安さに釣られて申し込んだ。 稽古場に行くと、物凄く痩せており贅肉など余計なものを一切感...

あたしのおうち 研修生 2019/01/27

むずむず

私が芝居をやるルーツの1つは、両親から受け継いだDNAにあると私は思っています。母は昔、人形劇団プークで俳優をしていました。父は昔、文章を書く仕事をしていました。表現することを好む両親の間に生まれた私が現在お芝居をしてい...

あたしのおうち 研修生 2019/01/26

刷り込み

こんなにしんどいのに、私はなんで芝居をやっているんだろう。そのルーツを考えてみた。 思えば私の通う小学校では、毎年秋の終わりに学習発表会を行っていた。体育館にストーブを設置して、全学年で一日かけて劇をしていた。一学年三...

あたしのおうち 越谷 真美 2019/01/25

「あたし」と「研修生」

2018年度研修生を担当している越谷です。1年間稽古を重ねてきた研修生たちと、『あたしのおうち』にむけて日々格闘しています。 思えば、私が山の手事情社の研修生になった年は、公演回数がとても多かったので劇団員が創作にのぞむ様...

あたしのおうち 2019/01/21

予約受付始まりました

山の手事情社では、毎年、プロの俳優を養成する研修プログラムを展開しています。今年で23年目をむかえました。この研修プログラムで一年間みっちり稽古をし、修了公演を経て、はじめて劇団員になる資格が得られます。 2018年度 研修...