稽古場日誌

オイディプス@Tokyo

オイディプス@Tokyo 研修生 2017/02/17

辛抱と記念日

最近気が付いてしまったことがある。演劇とは、芸術とは、「辛抱の果てにはみ出てしまった何か」なのではないか、と… 『オイディプス@Tokyo』の稽古場見学では、山の手事情社独自の演技スタイルである《四畳半》をひたすら観察してい...

オイディプス@Tokyo 武藤 知佳 2017/02/17

赤ちゃんと私

先日、友人の赤ちゃんに初めてのご対面を果たしました。私は弟や妹もおらず、あまりちいさな子どもとの接点はなかったのですが、なぜか赤ちゃん好きです。でも、本気スイッチが入って泣いている赤ちゃんにはどう接していいか、ドギマ...

オイディプス@Tokyo 研修生 2017/02/17

よくわからないけど凄い

山の手事情社はとっつきにくい。 現代演劇を見慣れた人でも慣れない作風。何をやっているのかわかりにくい。実を言うと、かつて山の手事情社の観客の1人だった私も、初めて観劇したときは彼らが何をやっているのかは解っていなかった...

オイディプス@Tokyo 髙橋 真理 2017/02/16

イナカモノ

私はいわゆる都会っ子である。生まれは愛知県だが、小学生になるときに東京へ引っ越してきた。それからはずっと東京育ちである。しかし、私は東京が大嫌いである。人は多いし、車も多い。満員電車なんか愚の極みである。空気は汚いし...

オイディプス@Tokyo 佐々木 啓 2017/02/15

少しだけポジティブ

最近夢にうなされることが多くなってきた。本番が近くなってきたからか、稽古がハードになってきたからか、理由はわからない。本番前は毎回夢にうなされる。 この前見た夢はセリフが全然入ってないのに本番を迎えた夢。その他に段取り...

オイディプス@Tokyo 名越 未央 2017/02/14

ぐったり観劇のすすめ

『オイディプス王』は、山の手事情社で何度も再演しているが、それは私が劇団に入る前のこと。生で観たこともない。劇団の研修生となって初めて、DVDでこの作品を観た。いや、観ようとした、が、寝てしまった…。 よくわからん! 眠い...

オイディプス@Tokyo 髙坂 祥平 2017/02/13

自分を操縦する

本番が近づくと稽古の時間が増える分、普段できている生活がちょっとずつできなくなります。 山のような洗濯物の処理。劇団内で流れる膨大なメールの処理。3食の自炊。食べないと倒れてしまう。朝は早く起きて1日の準備。夜は中途半端...

オイディプス@Tokyo 中川 佐織 2017/02/11

役の崩壊は私の成功

2月になったら芝居ができてるんじゃないか? と思っていたが、そんなことは無かった。 身体も声も感情も、全然出来上がっていない。 役ともまだまだつながれていない。 自分の小さい体を大きく見せたいが、なかなかうまくいかない。 ...

オイディプス@Tokyo 鯉渕 翼 2017/02/09

目を潰したって

今回のお芝居では、ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、ハンマーを振り回す男に次々と男たちがなぎ倒されるシーンがあります。当然稽古も危険な物になり、集中しないと思わぬ怪我につながります。そんな稽古中の出来事。 スター...

オイディプス@Tokyo 安田 雅弘 2017/02/09

変態準備中の「若手公演」

劇団のメンバーは「旧人」と「若手」に大別される。「旧人」なんて、化石人類ネアンデルタール人のようだが、言うまでもなく「古参の人」「以前から所属している人」という意味である。これは劇団を立ち上げた頃の、大学の演劇研究会...