稽古場日誌
今月の13日にいよいよ初日を迎える、『傾城反魂香』。 何度も再演している作品だが、再演が多いということは、作品がとても好評だったということ。是非お見逃しのないように! 山の手事情社の作品は僕が考えるに、三つの要素で構成さ...
オイディプス@Tokyo 髙橋 真理 2017/02/16
私はいわゆる都会っ子である。生まれは愛知県だが、小学生になるときに東京へ引っ越してきた。それからはずっと東京育ちである。しかし、私は東京が大嫌いである。人は多いし、車も多い。満員電車なんか愚の極みである。空気は汚いし...
オイディプス@Tokyo 髙橋 真理 2017/01/27
作中「父を殺し、母と交わり子をなす」とオイディプスが授けられる神託は、ただの神話なのだろうか。現代の私たちも実は依然として強固な神託に縛られているのではないか。劇団員が自分にとっての神託を語ります。*******************...
今期の研修生修了公演が間近に迫ってきた。研修生達も「いよいよ俺達、あたし達の出番が来たか!」と奮い起っているに違いない。なぜなら今期は11月に劇団の公演が二本もあり、研修生達は9月下旬から稽古見学となり、本番にはスタッフ...
タイタス・アンドロニカス/女殺油地獄 髙橋 真理 2015/10/26
本番まで一ヶ月を切った。 稽古もいよいよ佳境に入る。 御会式が終わり、心なしか静かに感じる大田区池上。 「女殺油地獄」 いつの時代も揉め事の原因は「金か色恋沙汰」だよなぁー。 と、この作品を読むと常々感じる。 与兵衛が油屋...
タイタス・アンドロニカス/女殺油地獄 髙橋 真理 2015/10/02
こんにちは、俳優部の高橋です。今回は二本立て公演ということで、劇団員一同絶賛稽古中でございます。 作品は「タイタス・アンドロニカス」と「女殺油地獄」 どっちも悲劇かよ! しかし、いざ悲劇って言われても僕はピンとこない。だ...
こんにちは、俳優部の高橋です。3月13日から研修生の修了公演、『ダイバー』が開演します。 ダイバー・・・とはなんぞや? 意味にすれば、潜る人、潜水する人。とすれば、何に潜るのか。 今回の公演は、劇作家ゲオルク・ビューヒナー...
お久しぶりでございます。俳優部の髙橋です。 今回のテンペスト。公演日が近づくにつれ、作品が完成し始め、稽古も佳境に・・・! と思いきや、まだまだどうなるか分からない状態。皆が色んなパターンを試行錯誤する毎日。今年入団し...