安田雅弘 :: 山の手事情社

東京都杉並区生まれ。早稲田大学卒業。在学中、演劇研究会にて俳優として活躍。山の手事情社結成後は、主宰・構成・演出・出演をこなす。演劇とは劇場体験にほかならないという主旨のもと、構成演劇によって独自の世界を確立する。

1995年および1996年、水戸市芸術振興財団の委嘱により水戸野外劇『ロミオとジュリエット』、『十二夜』（原作=W.シェイクスピア）を演出。1997年、埼玉県芸術文化振興財団の委嘱により彩の国・秋の舞台芸術祭作品『Fairy Tale』（脚本=平田オリザ）を演出。1998年、BeSeTo演劇祭日本委員会の委嘱により同演劇祭日本代表作品『ゼウスガーデン衰亡史』（原作=小林恭二）を演出。1999年および2000年、長岡市芸術文化振興財団の委嘱によりリリック野外劇『夏の夜の夢』、『じゃじゃ馬ならし』（原作=W.シェイクスピア）を演出。自治体関係（財団法人地域創造・富山県利賀芸術公園財団・横浜市文化振興財団・水戸市芸術振興財団・長岡市芸術文化振興財団・財団法人越谷コミュニティセンターなど）、企業（株式会社西武百貨店・演劇ぶっく社など）、その他全国の高等学校やアマチュア劇団によるワークショップ講師多数。演劇コンクール審査委員多数（全国高等学校演劇大会・同地方大会・ガーディアン・ガーデン演劇フェスティバルなど）。「舞台芸術財団演劇人会議」評議員、「BeSeTo演劇祭」日本運営委員会常任委員、「利賀・新緑フェスティバル '98」フェスティバルディレクター、4人の若手演出家のユニットである【Ｐ４】のメンバー（他は加納幸和氏・平田オリザ氏・宮城聰氏）。2000年4月より国立新潟大学人文学部講師に就任。「演劇ぶっく」誌に『演劇の正しい作り方』を長期連載中（1994年6月～）の他、「テアトロ」誌（『間違いの演劇』 1996年1～6月）、「週刊朝日」誌、「TARZAN」誌、「B-ing」誌など連載実績多数。