劇団山の手事情社EXTRA企画 夏のサミット2004参加作品
作、アレクサンドル・プーシキン

プーシキンの胸を借りて
青年士官ゲルマンは、賭博などは一切しない、堅実な青年であった。だがある夜会のこと、老齢の伯爵夫人がたてつづけに3枚の札を当てる秘法を知っているということが話題となった。ゲルマンは、『3枚のカードの秘密』を聞きだそうと執着し、欲望の虜となっていく…チャイコフスキーのオペラとして有名な本作。宝塚・花組公演「冬の嵐 ペテルブルグに死す」の原作でもある。

アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキン(1799−1837)
ロシアで一番愛され、尊敬されている天才詩人。ロシアでは、ドストエフスキイもメイエルホリドもポストモダニストたちも、みなプーシキンを用いて自己正当化を行う。国民詩人プーシキンはロシア文化のよりどころ。19世紀ロシア文学の黄金時代の幕開けとなるも、38歳の若さで決闘に敗れ命を落とした。

チラシ
「山の手事情社の本公演ではできないことをやろう」と始めたEXTRA企画。 ご好評をいただいた昨年11月の「平成・近松・反魂香」がスタートでした。
劇団創立20周年を迎える今年の第一弾はロシアの偉大な詩人であり劇作家プーシキンの作品に挑戦。
演出に第3回利賀演出家コンクール優秀賞受賞の、注目の若手・西悟志氏、翻訳に上田洋子女史を迎え、山の手事情社の経験豊富な俳優とともに、 日本語化が難しいと言われるプーシキンの作品に翻訳の時点からガッツリ取り組みます。
大胆にして無謀、が勝算あり。本公演とは違ったテイストをお楽しみください。
  [安田雅弘]

原作=アレクサンドル・プーシキン 演出=西悟志(小鳥クロックワーク) 翻訳=上田洋子

キャスト=山本芳郎倉品淳子内藤千恵子・他

照明=木藤歩 音響=江村桂吾 衣装=渡邉昌子 美術協力=横田七生 宣伝写真=大石創介 宣伝美術=上野明則 
制作=福冨はつみ 企画監修=安田雅弘

主催=(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場 企画制作=UPTOWN Production Ltd.・(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場


2004.7.28 - 8.1 [ こまばアゴラ劇場]
[ 料金 ] 全席指定 前売 2,500円 ・当日 3,000円

[ お問合せ ] 山の手事情社/UPTOWN Production Ltd. 03-5760-7044


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