10/04/22

オイディプス王

ようこそ 山の手雑技団へ

今日から劇団に新しい仲間が加わりました!
石原石子と村田明香です。
劇団共々よろしくお願いいたします。


先日の稽古は話し合いが中心だったため、実際に身体を動かす稽古は今日が初めての新劇団員の二人。
明らかに緊張している二人を待ち受けていたものは、、、、
マットです! まずは受身の練習。
この稽古になると、水を得た魚のようになる斉木さんが、マットが千切れんばかりに体を床にうちつけています。山本さんの受身は鮮やか過ぎて、もはやよく見えません。あまりの激しさに、新人明香は目が点に。見よう見まねで受身の態勢をとってはみますが、
まるでその姿はラッコのよう。がんばれ、明香!
一通りの受身が終わると、今度は器械体操です。
前転、側転、倒立前転、飛び込み前転、ロンダットなど、次々と安田さんの指示が飛びます。
何事もなかったかのようにすっと回転する浦さん。
「俺出来っかな」といいながら出来ている川村さんと岩淵さん。ふと明香を見ると、更に表情が硬くなっています。怖がらないでいいんだよ、明香!
そういえば石原はというと、不安な表情を浮かべつつも、ソツなくメニューをこなしております。前方転回なんて軽々やっちゃっております。それにしても表情は硬い。笑え、石原!

やがて締めのデザート「蹴上がり」で、アップの時間は終了。そう、コレは、まだアップなんです。この後六時間にも及ぶ稽古で、二人の表情がさらに強張っていったのは言うまでもありません。
(まあ、他の劇団員も総じてですが・・・。)


三井穂高

10/04/17

オイディプス王

『オイディプス王』始動!!

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

山の手事情社は、今年もルーマニアに行って参ります!
6月のシビウ演劇祭での招聘公演に向け、いよいよ稽古が始まりました。

今年持っていく作品は、言わずとしれた

『オイディプス王』

です。

9月には凱旋公演を行いますので、お楽しみに。

渡欧までの約40日間『オイディプス王』をどう料理するか・・・・

演出家と役者の果てなき戦いが始まっております。その模様は、稽古場日誌で随時アップして参りますので、どうぞご覧下さい!


三井穂高

07/12/28

オイディプス王

香川『オイディプス王』より

うどんと演劇の意外な共通点

私たち劇団 山の手事情社が、香川県の演劇シーンと出会って14年。
この間、何人もの劇団メンバーがさぬきの地を訪れました。
彼らは決まって「うどんがうまい!!」とうなります。
それまで口にしたうどんの味とは全くちがう、
コシの強さ、ダシの深さと旨味…
そうしたカルチャーショックが言葉になったのでしょう。
しかし、残念ながら食べていない者にとっては、
どんなに熱弁をふるわれても、想像の域を出ず、
未知の世界です。

演劇も同じ。すばらしい公演であっても、本や映画とちがって、噂を聞いた後では観ることができません。
観て、体験しなければ始まらない、ナマものです。
演劇は、お客様が俳優の作る空気にナマで触れることに最大の魅力があります。
さぬきうどんの魅力は、うどん本来の味、
演劇の魅力は、人間のエネルギー本来の味です。


市民劇 〜これまでの感想より〜

「こんなにステキな俳優さんが香川県にいたなんて。感激です。」(30代・主婦)
「いつもと違う友達でびっくりしました。」
(10代・男子高校生)
「古典作品が面白いことを教えてもらいました。
 今度は原作を読んで見に来ます。」
(20代・会社事務女性)
「年に一度の市民劇が楽しみです。」(50代・女性)
「舞台美術の斬新さに毎回驚かされます。
 定年後、何か大きなものにチャレンジしようかと。」
(50代・会社員)
「カッコイイ衣裳! 私も着たいです!!」(20代・学生)

シアター・プロジェクト香川のホームページでは
稽古場日誌を連載中。ぜひ覗いてみてください。
http://tp-k.org/oedipus/text.php

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