10/06/04
ペーチ本番
シビウと違い、仕込み日が1日多くあり、余裕のあるタイムスケジュールで動くことができました。めずらしく、近くのレストランできちんと食事を取ります。
劇場のスタッフは、皆親切。ロビーでパソコン作業をしていると、寒くないかと1時間ごとに聞いてきます。劇場の洗濯機を貸してくれ、私物を洗濯したら、衣装係りのおばちゃんが、パンティーまで干してくれます。照明担当のイカしたおじさんは、昼休憩にビールを買い込んできて、日本人スタッフにご馳走してくれました。
劇場の目の前には、小さな商店があります。鼻ピアスをしたかわいいオネエちゃんと、手首に「犬」という文字を刺青しているゴツいオネエちゃんが店員さんです。二人もとても親切に対応してくれます。
なんだか、とても親切な人たちが多いハンガリー。いざ、開場時間になると満席です。ルーマニアと同様、いろんな方がいます。そして、上演中はほとんどの方が身を乗り出して見てくださいました。カーテンコールは5回! ルーマニアと違いスタンディングオベーションはしない風習とのこと。みなさん座ったままですが、熱心に拍手をし続けてくれました。
どうやら、私たちの作品は、受け入れてもらえたようです。
明日は、オフ。他のお芝居を見たり、観光いたします!