11/05/07
むちゃくちゃな話
最近、「古事記」について少し知る機会がありまして、
内容等全く知らなかったのですが、
とても無茶苦茶な話であることがわかりました。
ごく簡単に言うと、
天皇が誕生する前の時代、
神が日本を創る話なんですが、
その内容が、神と神がセックスしたり、
その神が日本大陸を出産したり、
とにかく、んなアホなっ!ていう話です。
んなアホなっ!といえば、
今や国民的漫画の「ワンピース」。
これも、主人公がゴム人間だったり、
剣士が船を真っ二つに斬ったりと無茶苦茶です。
そして、今稽古している『傾城反魂香』も
無茶苦茶な話です。
襖に描いた虎が飛び出して敵を蹴散らしたり、
女が幽霊になって嫁入りしたり、などなど。
三作品とも冷静に見れば
くだらなくてバカげている話なんですが、
こういう無茶なことや有り得ないような出来事に
直面している人間の行動は本当に面白い。
「古事記」の話を聞いたとき、日本人は昔から
無茶でバカげた物語が好きだったんだなと思いました。
まあ、「ワンピース」は少年漫画なんで軽いですが。
日本的無茶話『傾城反魂香』は世界に通用するのか。
日々猛稽古中!!
谷 洋介