14/08/29

社会人WS

社会人ワークショップ第7弾リポート3

徐々に、発表会をにらんだメニューになってきました。

前半は《ルパム》作り。
家から仕事場、仕事中、仕事から帰宅までの行動をヒントに振りをつくっていきます。
何気ない動きを、8カウントに整理をします。
よくある普通の動きだったものが、「焦って○○する」「思わず○○を飲む」といったニュアンスを入れると、シンプルな動作が途端に生き生きし、あっという間に、ダンスに!
これぞ《ルパム》の醍醐味!!

後半は《ショート・ストーリーズ》。
通常は、チームでおおまかな話を組み立てて、実際動いて みて修正していくという過程を踏むのですが、今回は、話の筋を決めず、役割だけ決めて、即興でおこなってみました。
これが面白い!
予測不可能な話の展開に集中する為、その瞬間に存在しようという格闘があります。
話を先に組み立てる場合は、どうしても流れを展開させようとし、セリフが「説明」になってしまいがち。
意外な方向に話が進むことへの驚きと、なんとかしようとチャンレジする姿に、それぞれが一喜一憂!
どのチームも、面白くなりそうな可能性を残し、次回再発表。

次なる課題はこの面白さの再現です。

そして、新たな課題《ものまね》も来週あります。居残り練習する方も!

発表会へ向けて、熱い時間になりました。
来週が楽しみです。

植田麻里絵

14/08/05

社会人WS

社会人ワークショップ第7弾リポート2

山手線、埼京線による人身事故の足止めを食らう方が続出!最初にいらっしゃった方4名…。しかし遅れた方も迂回ルートを探し出し汗だくになりながら駆け込んでくださいました。東京は電車が止まるとなんと不便な事か!

今日は“自分に起こったハプニングに素直にジタバタする事を味わってみよう!”という事からスタートしました。普段、失敗したり、焦ったり、慌てる所など出来れば人に見せたくないですよね。そこをあえて体験していただきました。

《名前鬼ごっこ》※ で呼ばれる自分の名前を果物やスポーツの名前に変えてみました。新しい名前を覚えるだけでいっぱいな状態なのに、さらに鬼ごっこをします。案の定混乱した状態が生み出されます。初めは失敗する事に躊躇したり、恥ず かしがっていた方も、「もっと混乱していいですよ」との講師の声がけに思い切りがよくなり、笑い声が増しました。
※ シンプルな鬼ごっこです。鬼に捕まえられる時に誰かの名前を呼んで難を逃れるゲームです。


シンプルにテーマにそって話をする《漫才》というメニューでは、途中無作為にテーマが入れ替わります。例えば「月」、「みっちゃん」、「ウィーン」…。自分と接点のない言葉にここでも混乱する状態が起きます。戸惑いながらもその何かを語りだそうとしている状態は非常に面白かったです。

さて今日もメインは《ショート・ストーリーズ》(寸劇)。2〜3人の少人数チームで行いました。物語をつくるにあたり、自分の身近にどんな人間関係があるか上げてみました。恋人、姉妹、先生と生徒、親子、同級生…など他にも色々出ました。また、物語の中で何が起きるのか、これもいくつかのキーワードから選んでもらいました。告白する、盗む、泣く、怒る、出て行く…など。

参加者の皆様は劇の中の役に浸る事にまだまだ不安があるようですが…その人ならではの魅力がちょっとづつ滲みでて来ました!

前半で体験したハプニングを楽しむ事が、少しづつ他のメニューにも繋がって来たなというところです。

次回は二週間後。
休み明けには《ものまね》発表もあります。
また新たな発見がみられるのが楽しみです。

植田麻里絵

14/07/30

社会人WS

社会人ワークショップ第7弾リポート1

6月から、社会人ワークショップ第7弾を開催しています。おかげ様で今回も沢山の方が参加してくださっています。今まで演劇をやったことがない方も多く、大きな声をだしたり皆で簡単なゲームをしながら体を動かすことが新鮮なようです。初めは「恥ずかしいから…」と仰る方もいらっしゃいますが、いつの間にかあまり気にならなくなるようでした。毎回、内容やテーマを変えながら必ず演劇的なシーンを創造することに取り組んでいただいています。

今日は《ルパム》(ダンス)とショートストーリーズ(寸劇)を中心に行いました。《ルパム》では、「仕事」をテーマに動きを考えます。 皆さん体を使いながらアイデアを出すことに慣れてきたようで、次々に新しい動きが出てきます。カウントに収まりきらず、やむなく振りを減らしたりして、あっという間に《ルパム》ができました。

今日の《ショートストーリーズ》は、職場の同僚という設定で、芝居中にチームの中の誰かが必ず「落ち込む」ようなあらすじを考えてもらいました。あえて設定を細かく指定することで、深く芝居の中に入っていって欲しかったのですが、難しかったようです。お互いにリアリティを持って演じるために何が必要か、今後探っていくことになるでしょう。物語はバラエティに富み面白くなりそうなものが幾つか上がっていました。発表会に載せるかもしれません!

三井穂高

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