13/02/05

社会人WS

社会人ワークショップ・第五弾「ダンスなんて簡単だ!」後半コースリポート! 2回目

今回は今まで山の手事情社がつくってきた手法と同じものを使って、ルパムを作りました。
まずは前回宿題が出た「恋のバカンス」からです。
これは基本的には日常の仕草を振りにしています。
課題部分をお互いに発表した後、構成。
講師の倉品の指示のもと、アクセントに静止する振りを足したり、また違うチームのメンバーを二人ずつ選出し同時に踊ったりして、最終的にはかなり複雑なものになりました。

その後、今度はスローモーションをテーマに作ります。
日常の仕草から振りを探すという点では前回と同じですが、それをスローモーションで行うというもの。
鼻をかむ、うがいをする、しゃがんで子犬をみる・・・
などなど、まずは思いついた仕草をスローモーションで動いてみて、面白いものを見つけていきます。
参加者達は倉品が次々とと採用するものを見て、
「え、こんなものでも振りとして成立するの?」
という驚きと喜びがあるようで、戸惑いながらもネタを出していきます。

最後は、座ったポーズをテーマに《ルパム》作り。
たまたま男性の参加者が欠席だったためか、とても女性らしい《ルパム》に仕上がりました。

この日だけで三本《ルパム》を作り、ボリュームのある4時間となりました。
次回は、皆でテーマも音楽も持ち寄り、今までに見たことのない《ルパム》を作る予定です。

三井穂高

13/02/04

道路の路

その先に見えること

実はここ最近、研修生がこんなにも自分たちの壁を乗り越えようと一生懸命戦っている時に、ヤツはいとも簡単に私たちの中に入り込んできました。。。
その名も、インフルエンザ!!
しかし犠牲者数名を出しながらも、何とか退治できました。

どうか皆様もお気をつけ下さいませ。


上記のような事があり稽古は遅々として進まなかったのですが、それでも29日は無理やり通し(初めから終わりまでつづけてやること)を行いました。
完成図とは行きませんが、全体像が見えてきました。
ここから、また次の段階へ進めます。
全体が見えると、自分の役割も見えてくる。
足りていない事、やるべき事・・・完成までは・・・まだまだまだまだ・・・・。

安定させてはいけない。
まだまだ、カットされる可能性も、同じネタを面白く出来る可能性も、ある。

だから今あるすべての可能性を良い方向へ。
さて、今日も稽古頑張ります。

浜 恵美

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2012年度研修プログラム修了公演
『道路の路』公演詳細は、こちらです。
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13/02/02

道路の路

愛情

先日、初の通し稽古だった。
通してみて思ったのは、この時間の中でどれだけ色んな自分を見せられるかなんだ、という事。

ベタ稽古に入ってから研修生同士で、
「こういうシーンによく出てるよね」とか、
「こういう役多いよね」と話すようになった。
そこで改めて、自分がどう見えているのか、
得意なところは何なのかを気付かされる。

そうなると、引き出し少ないな。私。
どれだけ深みのない人間なんだろうと思う。
何も考えていないと何をやってもそれは「私」でしかなくなってしまう。

だから、何回も考えて、何回も動く。
自分から離していくように、知らない自分が見つかるように。
自分が役や設定を愛して楽しまないと、面白くなんてならない。
その役の面白さなんて見つからない。
そうしているうちに、だんだんその役が愛おしくなってくる。

このまま稽古していけば、最終的には沢山の愛の詰まった芝居がつくれるはず。

愛の詰まった「道路の路」。
是非ご覧ください。

鈴木理沙

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2012年度研修プログラム修了公演
『道路の路』公演詳細は、こちらです。
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