06/09/14

YAMANOTE TRIP

「ラモス…??」

私は稽古日以外のお休みには、稽古の参考やネタ探しのために映画を観たりします。他には音楽を聞いたり読書したり。。
でもやっぱり、DVDやビデオを借りてきて観るのは楽しいので、映画が中心になります。
今回、劇団員同期の麻里絵と、あるシーンの参考に映画「モスラ」を観てみようということになりました。
この「モスラ」、有名だけど、結構置いてあるビデオ屋さんが少なかったりするんです。
そんなわけで、私はまだ観られてません。週末に大きなビデオ屋さんに行ってみようと思ってます。
さて、麻里絵は一足先にビデオを観たそうなので、感想を聞いてみました。
すると、、

麻里絵「初代モスラが死んで、後に残された卵からモスラが2匹も生まれるの。それらがラモスなんだよね!」

…へ?!
ラモス…??
モスラってサッカー映画だっけか?

私の「モスラ」への妄想は膨らむばかり。。
一体どんな映画なんだぁぁぁ!

根本美希

06/09/12

YAMANOTE TRIP

「自分は、不器用ですから」

今朝5時過ぎ、バイトに向かおうと四畳半のアパートをでると雨が降ってました。そこまでは良くあるちょっと面倒な朝ですが、この日は違いました。
景色が赤いのです。いや「朱」いです。見慣れたはずの駅までの道がコワイ、キモチワルイ。朝焼けと夕焼けは自然現象としては同じモノのはずなのに、何故こんなに印象が違うのでしょう?
答えは「青い鳥」が知ってるのかもしれません…。


今日は劇団員で、皆様にお届けするご案内状の製作作業を行いました。今回はチラシ以外にちょっとしたオマケを入れているのですが(届いてからのお楽しみです!)、僕はそれをカッターナイフで切り離す作業をしていました。一生懸命作業に没頭しているところに、同輩の真美が僕の切り分けたオマケの一部を持ってきて、
「これ、歪んでるよ。」

見ると確かにそれらは完成品と見比べると、明らかにはみ出していました(注:封筒には入れておりません)。
不器用な自分を恥じていると、さらに真美が

「宗吉、代わろうか? ん、代わった方がいい?」

と優しく、かつ強固に言うのです。僕は思わず「お願いします…」と言っていました。
世の中で会社をリストラされた人達の中には、こんな風に「お願いします」と言わされたお父さん達もいたんだろうな、と思うと何だか泣けてきました……。

そんなしょっぱい気持ちもちょっとだけつまったご案内状が、もうしばらくすると皆さんのお手元に届くかと思います。それを見て今日の話を思い出していただけたら、僕の中のリストラされた「何か」が少しは報われるかと思います。

それでは、劇場でお会いしましょう。

宗吉 和幸

06/09/09

YAMANOTE TRIP

「ファイター」

こんにちは。
最近ちょんまげをしても周りの反応が薄い、新人劇団員の渡邉です。
みんな見慣れてきたんでしょうか。この間は演出の安田さんにちょんまげをわしずかみにされて「これは、何か操作できそうだな」といじられました。パソコンのマウスではありません。僕はなんて返せば良かったんでしょう…。

現在の稽古場状況をお知らせします。
今日は、「青い鳥」の読み合わせです。
「解釈を持ってやってくれよ」
の安田さんの言葉を皮切りに、終わる頃にはみんな表情が変わっていました。げっそり。
でも意外にも体の芯は熱くなっていくのです。勘違いにしろ、なんにせよ、闘う心、闘争心に役者は燃えるのです。そう、僕らはメタボリックファイターズ。中性脂肪と闘うぞ!
脱線しました。中性脂肪は関係ありません。僕らが闘うのはもっと別の…コレステロール。そう、カロリーなんてなんのその。ピザにビールは最高だ!
脱線その2でした。えーと。闘うのは、僕たちの…なんでしょう。僕たち自身なんです。そーじゃない、こーじゃないと闘いながら一筋のラインを描いていきます。それが、これを読んでいるあなた様や、見に来てくれたお客様にどんなふうに映るかは未知なのですが。

とにかく胸に響くような作品に仕上げたいと、悪戦苦闘の日々です。
グロテスクに美しい。YAMANOTE TRIP ご期待下さい。



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