06/09/03

YAMANOTE TRIP

「池袋のファウスト」

 時よ、
 とどまれ、
 お前はじつに美しい

● 先々月、僕は「新宿のファウスト」を観に、紀伊國屋ホールにおりました。橋爪功氏主演「演劇集団円」さんの
「ファウスト」を観ていたのです。

ちょうど全員がファウストを稽古していた時で、
次に大体何を言うか台詞を知っている状態で観劇するのは初めてで、それでも、かなりドキドキしながら
楽しんで観ていました。

で、ついに発表されましたが、山の手事情社版ファウストは池袋の東京芸術劇場で開演でございます。どうぞお楽しみに。

● ちなみに。ファウストのお話には悪魔が出てきます。
ずっといるんです悪魔。
悪魔? 契約? デスノート?
いえ、「このノートに名前を書かれた者は死ぬ」
ではありません。悪魔に差し出した条件はいったい何>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>?

「恋愛」もキーワードですが、何より悪魔との駆け引き、、「悪魔に魅入られた男」の話でもありますから。。

● 今日は稽古がないのに勝手に更新しております。
今から「サド侯爵夫人」を観に行ってきます。僕の今年の観劇はこれで最後ですかね。。では。
鴫島隆文 (2/3)

06/09/02

YAMANOTE TRIP

「幸福を探す幸福」

「清い空気の幸福」「夕日の幸福」 「青空の幸福」 「雨の日の幸福」  「お金持ちである幸福」 「星の光りだすのを見る幸福」 「健康である幸福」 「無邪気な考えの幸福」「虚栄に満ち足りた幸福」 「霧の中を素足で駆ける幸福」「かわかないのに飲む幸福」 「何も知らない幸福」 「幸福を探すのをやめる幸福」「新商品を一足早く食べる幸福」 「ナゲットが一個多く入っている幸福」「カレーの食べ放題の店を発見する幸福」・・・

●失礼します、鴫島です。稽古以外の時はスポーツ紙ばかり読んでいます。甲子園が終わってかなり経つのに、誰がつけたか「ハンカチ王子」を避けて通れません。

王子。名前的には「青い鳥」に出ても全く問題ない気もしますが、ポイントはやはり汗の拭き方で、

「面ではなく点で押さえるようにしてふく」

これだ。僕も大量に汗をかく方ですが、他の劇団員によく言われるのが、
「何も運動していないのになぜ・・・。」
「その汗の量、見ていて怖いんだけど。。」
が、多数寄せられる意見です。申し訳ありません、今後は点で拭きます。

●想像しながら探し読み。ある意味夢のような、「記事」からも探せる青い鳥。感覚アンテナをはりつつ、今回は「キーワード」から、「言葉」から、シーンを作っております。

●ちなみに。文の最初にびっしり書いたのは、
「青い鳥」に実際あきれる程に出てくる「幸福達」。
最後の何個かは、僕の個人的な幸福です。
幸福は、主に食べ物なのでしょうか。
いや、そんなはずは。。本当の幸福は、、
鴫島隆文(1/3)

06/09/01

YAMANOTE TRIP

「おいらたちは現役さ」

こんにちは! 文章を書く作業に苦手意識を持っている淳子です。

今日は8月最後の日、小学生のみんなは明日から学校、超ブルーかな?
私たち劇団員は今日も稽古です。

前半は山本さんの四畳半ワークショップ。
「四畳半をはじめて10年、俺もお手本が出来るほどうまくないけど、まあ、世界中で四畳半やってるのはここだけだからさ」
(淳子のあいまいな記憶ではこう言っていた。山本さん
違ったらごめんね)などとのたまいながらの講義。
目からうろこな事ばかり。私も10年やってんだけどね。全然出来ない!
一体10年何をやっていたんだろう・・・。しかし、新しい考え方。新しいカラダの使い方を知るのはなんと楽しいことだろう! ほとんど運動らしいことはやっていないのに、すごい汗だく!

そして、夜は「ファウスト」の稽古。配役後はじめての本読み。
その内容は・・・あえてシークレット。うふふ。
二次元の台本がどんなふうに立ち上がっていくのか。お楽しみに!

倉品淳子

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