07/09/26

YAMANOTE NIPPON

カート

突然ですが、稽古の帰りです。稽古場日誌ですが。
今日は、稽古後日誌です。

なんだかんだ稽古や用事をしていたら、
やばい、今日はもう23時です。
今日の私の帰りのおともはカートです。ちらしが800部乗ってます。
明日、稽古前に折り込み先まで持っていくため、今日持ち帰ります。

先に、研修生がちらし1300部の乗ったカートをひいて帰りました。相当重いです。
いつもお世話になっております。

800部なんて。800部なんて、たいしたことないです。
でも坂道は嫌だから、
坂道の無い、いつもと違うルートで駅に向かいます。
そして駅のホームでは迷わずエスカレーターに乗ります。
800部はたいしたことはないけど、さすがに重みがつらくなってきました。
乗り換えが少々面倒ですが、最・最寄り駅まで行くことにします。

しかし、これが失敗でした。
駅に着いてから気付きましたが、私の家の最・最寄り駅には、エスカレーターもエレベーターもなかったんです。
最寄り駅ならどちらもあったのに。
仕方ありません。階段で降ります。

こうなると、ちらしをくくったゴムひもの緩さがネックになります。
もっと、ぎゅう、ぎゅうとむすんでおくんだった!
後悔しても仕方ありません。
一部のちらしを歪ませながら、なんとか駅を出ます。

次はコンビニです。
コンビニの入口は段差はありません。

次は自宅です。
段差です。たいしたことない高さなのに、つらい。
やっと帰宅です。
と思って玄関ドアをしめたら、カートの先でドアが閉まりませんでした。

ここまで書いて気付いたことがありました。

毎日通っている道なのに、些細なことに気付かない。
今日の稽古で、先輩方にアドバイスして頂いたことのいくつか。
自分では全く意識していない体の使い方について。
毎日付き合っている自分の体なのに、色んなことに気付けてない。

一緒じゃん‥。

そういう訳で、書き終わったら稽古場日誌になりました。

柿本亜紀

07/09/25

YAMANOTE NIPPON

山の手Tシャツ

「山T」=山の手Tシャツ 
の存在はもう皆さんご存知ですよね。
Tシャツの真ん中に四畳半の四角い升があって、
その中に人型がくりぬかれている。
まさに山の手事情社ならではのデザイン。

白、黒、ピンク、水色にはじまり、度々新色が出されている。
今では、オレンジ、紫、etc.
中には試作品(用は没になった物)を購入した劇団員もおり、
かなりのバリエーションがある。

このTシャツ、劇団員の使用頻度も高い。
そのため稽古場で着ている人の色がかぶる。
オレンジがかぶった日には、目がちかちかしてしょうがない(笑)
さて、この度、新色が出た。
ただし、新色は一般販売をしないため、
あくまで稽古用につくったものだ。
ご了承ください。

今までにない色でちょっとわくわく。
何人かが早速事務所内で試着をはじめる。
「ちょっと鏡でみてこよ〜」
色にうるさい私は試着だけでなく顔映りも気になる。
あ〜だ、こ〜だ、迷っていると演出部のくみこさんが
「麻里絵先生(ちょっと小ばかにした感じで)なら何でも似合いますよ」との一言。
さすが営業も行うスタッフの立場。
売り文句を心得ていらっしゃる。

一方、傍らで牧子さんと亜紀がサイズについてあ〜だ、こ〜だ。
「140も150もそんな変わらないよ。早く決めて」
とくみこさん。
「そうですよね」と言った矢先、
牧子さんがまた、あ〜だ、こ〜だ。
「も〜うるさくてしょうがない、皆どれも似合うよ。3枚買っちゃえ。」
とこれらの会話に少々うんざりしたくみこさんのお言葉
・・・。
あ、ごめんなさい。お仕事の邪魔してしまいました。

ジャケットの下に着ての普段使い。
稽古場、スポーツと幅広く使える山T。
HPではオレンジ、黒のTシャツを販売しております。
劇場でも販売いたしますので、是非お手にとってくださいまし。
山T、着こなし上手といきましょう。

植田麻里絵

07/09/23

YAMANOTE NIPPON

体と頭

毎日、毎日、稽古です。
最近今日が何日の何曜日だか、分からなくなってきました!
多分、朝だか夜だか分からなくなっていくのも時間の問題ですねっ。

演劇って、結局体動かさないと何も始まらない。
いくら頭で考えても、体現出来なければ、
それは出来てないんです。これがなかなか難しい。

今日あるシーンの稽古中、
「憐れみ」を含ませながら去らなければいけないのに、
「憎しみ」が出てしまったようで、怖いとダメ出しが出ました。
ウッソー、めちゃくちゃなりきってたのにぃ!!!
恥ずかしいです。

しかし、体だけ動かしてもだめなんですよね。
別のシーンの稽古中、大勢で台詞を言うところで、
「どういうつもりで言ってるの?」とだめ出しをうけました。
ただ一緒懸命に叫んでいただけかも〜?!
情けないです。

ま、頭も体もフル回転させても、
だめな時はだめなんですけど。

またまた別のシーンの稽古中、
情念をたっぷり意識して叫んでみたんですが、
「コンセプトが違う」とだめ出しをうけました。
よ、よーし!

バランスです、大事なのはバランス!

三井穂高

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