08/09/14

YAMANOTE ROMEO and JULIET

恋ですよ。恋です。

倉品です。
プレ公演終了後、翌日から「どうじょうじ」の
稽古のため、宮城にいました。
きっと多分、自主稽古するひまがあるはず....
と思っていたのですが、怒涛のような現場が
待っており、案の定ほとんどできませんでした。
そういえば去年も「反魂香」の稽古できなかった
もんなあ...。
だいたい、他の現場で違う芝居の稽古しよう
なんて考えるのがはじめから間違いですな。
なんつうか、濁りますね。
いけません、いけません。

そう、「ロミオとジュリエット」です。
最近、恋とやらに縁遠いのですが、
まあ、来年には結婚することですし、
重い腰をあげて、恋、しましょうかねえ。
ははっ!
恋ですよ。恋です。永遠のテーマですねえ。
人間ってホントに愚かですよ。
たかが恋くらいで死んじゃうんですからねえ。

あっ! そうだ、そうだ! 
このたび久し振りに三村氏が新作参戦です。
うれしいす。
三村節炸裂の予感がありありです。
お楽しみに。

倉品淳子

08/09/13

YAMANOTE ROMEO and JULIET

もはや戦争

9月になり稽古再開。
プレ公演をたたき台にして、本番に向けて
作り直していく。
今までと違い、会場はだだっ広い体育館。
舞台も客席もその他いろいろなものを全て
ゼロから作らないといけない。
公演スケジュールもいつになくハード。
それでも役者はいつにも増して、
ハイボルテージの芝居を求められる。
でも、演技以外のことでも
ものすごい労力を使いそう。

これはもはや戦争である。

戦場に行くような気持ちで向かえば、
何とか乗り越えることが出来るのかもしれない。
今回も寿命が縮まるだろうな。
でも、いわば生命力を無駄遣いする姿を
お金をとって見せるのが役者の仕事なんだから
しかたがない。
いったいどうなることか、劇場で出来るだけ
たくさんのお客さんに確かめてもらいたい。

山本芳郎

08/09/12

YAMANOTE ROMEO and JULIET

胸キュンしたい、してもらいたい

映画、『ロミオとジュリエット』 1968年
ロミオ=レナード・ホワイティング
ジュリエット=オリビア・ハッシー

映画『ロミオ+ジュリエット』 1996年
ロミオ=レオナルド・ディカプリオ
ジュリエット=クレア・デインズ

ご覧になった事がありますか?

オリビア・ハッシーは、歌手布施明さんの
元妻です。息子さんはとても似ています。

ではなくて、

1968年の、オリビアがとっても可愛いのです。
声は結構だみ声なんですけど。
そして、1996年のレオはカッコイイのです。
レオ様ブームの到来でした。

この二人で『ロミオとジュリエット』をやったら、
それはもう、世紀の恋愛物語になるだろうに!
と、思う訳です。

ま、無理なんですが。

それはそうと、1968年の方の、舞踏会で
二人が出会うシーンがあります。
ジュリエットの手を柱の影から掴み、
ジュリエットがロミオを見て、恋する瞬間。
そのロミオが下から目線で、愛くるしい。
胸キュンです。
ここだけで良いので、みなさん見てください。

1996年の、二人がすれ違って死ぬシーンが
あります。ジュリエットが仮死状態から目覚めた
瞬間にロミオが毒薬を飲み、ジュリエットが知ら
ずにロミオの頬に手をやります。
その瞬間のロミオの顔を見てください。
胸キュンです。

あああ、
そんな場面を、そんな顔を私たちも演じたい。
歳はだいぶ違うけれど、胸キュンしたい、
してもらいたい。

ただ今、そんな意気込みで、
『YAMANOTE ROMEO and JULIET』
をつくっております。

水寄真弓

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