08/07/24

YAMANOTE ROMEO and JULIET

ロミオとジュリエット

毎度のごとく、大量の断片的なシーンをもりもりと作っております。
いったいいくつのシーンが日の目を見るのやら・・・。
屍として打ち捨てられるシーンの向こうにブレイクスルーする彼岸を目指して。

腐らない、腐らない。

ピカソは生涯、3万点とも5万点とも7万点とも言われている作品を残したとか。
1日に2点以上制作した計算だそうです。

狂ってる。

今日は多摩川の河川敷を駆けずり回りました。
バイクでロープに縛られた人間をひきづり回すマッドマックスごっごをやろうと提案しましたが、没になりした。
多摩川でゴムボートにのって流されようと提案しましたが、没になりました。
多摩川を泳いで渡り、世田谷区から神奈川に消えていくと提案しましたが、没になりました。
流された後に、バイクに乗って現れるというのも、没になりました。

無駄!無駄!無駄!無駄!無駄!

無駄なものほど美しいのだ。
きれいに整理整頓された広々してて使いやすいシステムキッチンよりも、猫の額程の台所にぎっしり道具が収納されていて使いにくくてしかたない方が俺は好きだ!!

斉木和洋

08/07/24

YAMANOTE ROMEO and JULIET

おぉロミオ!!

「ロミオとジュリエット」は私の中で、芝居の中の王道、果物で言えばリンゴ!!みたいな思いがあります。

芝居をやっていると言うたびに
「おぉロミオ!!とか言ってんの(笑)??」
と、からかわれ

「そんなのやってないよ!!」
と猛反発していたのですが。。。。。

まさかその『そんなの』をやる日がくるとは、
不思議な恥じらいをかんじます。

恐らくそれはこの作品をやるコトに対しての恥じらいではなく、
この作品の大きさに対して自分が感じる恥じらいだと思います。

沢山の演劇人が今まで取り組み上演してきたこの作品。
それに自分も取り組むんだ!!
ということに、20メートル位の壁が立ちはだかっております。
その前にハンマーを持ってボーっと立っている自分。。。

壊さなきゃ!!

そうです、
この壁を叩き壊す勢いでこの作品に向き合わないと、対峙すら出来そうにないのです。

よーし。

まだ壁は壊せていませんが、
今こそ誰かに聞いて欲しいです。

「おぉロミオ!!とか言ってんの(笑)??」

と。

小栗 永里子

08/07/20

YAMANOTE ROMEO and JULIET

受継ぎ・変化

ラードーーシミーーーーーー
ミーソーーミラーーーーーー
ラーソーーファソーーーーーー
ソーファーーミレーーーーーー
ミレドーーレミーーーーーー

これはなんでしょう?
正解は『ロミオとジュリエット』の曲です。
弾いてみると、聞いた事のある曲となります。
きっと皆さんもどこかで耳にされていると思います。

小学生の頃、エレクトーンを習っておりました。
私たちが次の演目でやる、と聞くまで、
弾いた事があったなんてすっかり忘れていました。
今でも弾けますね・・・。
あの頃、話の内容等全く知らずに弾いてました。
今ならもう少しうまく弾けそうなんですけれど、
残念ながら、もううちにはエレクトーンがありません。

幻想序曲『ロメオとジュリエット』は、
1869年にチャイコフスキーがシェイクスピアの戯曲
『ロミオとジュリエット』を題材として作曲した序曲です。
その後、セルゲイ・プロコフィエフがバレエ音楽にして、
今では『A Time For Us』という曲になり、
歌詞がついています。

『ロミオとジュリエット』は、
シェイクスピアの作品が現代まで受継がれているのと
同じように、曲も受継ぎ、変化されているのですね。

さて、私たちはどのように作品を変化させるのでしょうか?
私自身も楽しみです。


水寄真弓