09/03/04
研修プログラムを終えて/文 秉泰
いつの間にか一年が経っていました。
脂のような汗を流し続けた春先の身体訓練。 毎日筋肉痛でしたが、同時に自分の体が嬉しい悲鳴をあげているのに気付き、興奮を覚えました。
しかしこれは後から来る困難への準備段階。
分かっていた事とは言え、やはり「自分」というものを突き付けられ、向き合い続ける。
芝居をやっていく上で一番辛い事でもあり、また一番の醍醐味。
それがあるからこそ芝居を続けていると言ってもいいのではないでしょうか。僕は。
これからも永遠に続く、終わりの無い作業。その縮図がこの一年にあったのではないかと思います。
「演劇」、そして「自分」との正しい付き合い方。その取っ掛かりを、山の手事情社研修プログラムの一年で学ばせてもらった気がします。
最後に助けてくれるのは、自分の身一つ。
文 秉泰
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