阿部定さんを演じてみたいと自分で選択した訳ですが、
やはりナゾの多い方です。

供述書やその他の文献を読むと、本当に失礼ながら

「頭、足りなかったんちゃう？」

と思うこともあれば、

「こんなに野性的に生きられるのは、天才かバカだ」

と畏敬の念を抱いてしまうこともあり。

阿部定さんが釈放になったときに、
世の男性が色めきたって結婚の申し込みが殺到した
というのもおもしろい話です。

「ちんちん切られても最高の恋がしたい」っていうのは
世の男性がいかにロマンチストか（或いはエロか）を
物語っているように思います。

そんな男性ってアホだな〜と思うと同時に、
かわいいな〜とも思います。



大久保美智子

倉品です。
私、ここ何年か、生意気にも演出の仕事を
したりしています。

そんなときに感じるのは、
自分が変態なのではないかということ。
よく「その表情感じます。」
とか「それその声いいです。」
とか「それ萌えます」とか
要請しています。

今回、おんながよってたかってゲストの男性
に向かってそんな言葉を吐いている時があります。
ホント誰にも聞かせたくないです。
（もし、私に意中の人がいたら絶対
聞かせないですね。）
が、
ホントついついやってしまいます。

いや、ホント、いいですよ。
感じます。きますよ、マジ。
いや、あまり期待しすぎないよう、乞う、ご期待


倉品淳子

浦です。16年ぶりに五分刈りにしてみました。
チェ・ゲバラが坊主なのかよ！って思われるかも
しれませんが、
確かにその通り！坊主ではありません。

しかし、そんな時期もあった。
彼が革命後、キューバから離れアフリカはコンゴで
ゲリラ活動をしたとき、ほんのわずかですが、
坊主だったと‥‥‥。だからとりあえずいいんです。

稽古は牛歩戦術のごとく進んでいます。
川村氏、岩淵氏と三人での創作はピリピリとした
時間でもありますが、楽しくもあります。
毎稽古興奮しています。

男だけで集まったときには、何をするのか？
男ってどんな話をするのか？
三人でそんなことばかり考えています。
男って何かにつけて競争したがるんですよね。
そこが面白い。

まもなくゲスト女優、内田慈さん、洪明花さんが
合流します。刺激的な時間になるとおもいます。


浦 弘毅