10/01/18
リメイクの”苦楽”
近頃は厳寒というくらい、
めっきり寒い日々が続くきょうこの頃。
体調など崩されておりませんでしょうか。
研修生の中澤美穂でございます。
我ら研修生は、体調など崩している暇はない!
ほどに、いま、リメイク・リメイク・リメイクの嵐に
巻き込まれております。
前に一度作ったものまね、ルパム、
ショート・ストーリーズなどをエチューダーの
おふたりとともに相談して再考し、もう一度
作り直して発表する、リメイク作業が始まりました。
これが意外に・・・大変!!
なんせ前も悩みに悩んで作ったものですから、
それを踏襲しつつよりよいものを、となると、
前よりますます悩みまくるわけです。
前に作ったものはどこが面白く、
どこが足りなかったのか。
前の良い部分を生かしながらさらに面白くするためには何をどう増やすべきなのか。
例えて言うなら、前に作った自慢の料理をさらに
美味しくして出すべし、と言われた料理人、
というところでしょうか(前の料理が激ウマだったか
どうかはこの際置いておいて…)。
ということで、私たちは日々キッチンに立ち、鍋の前で
調味料を足したり煮込み時間を短くしたり、四苦八苦
しているわけです。
でもって悪戦苦闘して作った“料理”を出したとき、
お客様が「美味しい!」と言ってくれたら、
それはそれはとても嬉しいことでしょう。
前よりずっと美味しくなった私たちの『春琴しよう』、
ぜひ味わいに劇場までお越しください。
中澤美穂