2本立て公演無事終了いたしました。
たくさんのお客様にご来場・ご観劇いただきまして
本当にありがとうございました。

ご覧いただいた感想を、
さまざまな方から頂戴しております。

J-WAVEパーソナリティなどでご活躍されている、
クリス・智子さんが、ご自身のブログで感想を
掲載しておりますので、リンクをお知らせいたします。
（ご本人の許可をいただきました。ありがとうございます）

http://christomoko.blogspot.com/2010/09/blog-post_10.html

山の手事情社は、これからも精進いたします。
引き続き、応援いただければ幸いです。

小笠原くみこ

「この苦しみは一体いつまで続くのか」
byタイタス
『タイタス・アンドロニカス』は
残すところあと2日。
オイディプスのときもそうだし、
海外で公演していたときもそうだし、
もっと言えば、どんな公演のときもそうなのだが、

一体、いつまでこの人たち（俳優）は
稽古をし続けるのか？！

愛を込めて言わせていただくが、
アホじゃなかろうか、ウチの俳優は。
階段の踊り場でも、楽屋でも、
客席でも、もちろん舞台でも。
いつまでも、いつまでも稽古をしている。
ちなみにこの日誌は、
劇場の上の階の回廊で書いているが、
私のすぐ横で稽古をしている役者がいる。

その結果、毎日客席後ろから本番を見ているが、
同じように見えて毎回違う。
セリフのニュアンス、身体の動かし方、
相手役とのコンビネーション、ets･･･

手前味噌ながら、ウチの俳優ってホントすごい。
あきらめるって言葉を知らないんじゃなかろうか。
当たり前といえば、そうなのかもしれないけれど、
いつまでも、どこまでも、追求し続ける姿勢に
頭が下がります。

お客様には、努力を見せるわけではないのは
重々承知の上。
ぜひ、その目で見てほしい。
どんな舞台がそこにあるか。

小笠原くみこ

「山の手事情社は演劇界の広島カープだ。」
と宏平さんがげきぴあブログに書いていた。
私としたことが何故今までそれに気づかなかったのだろう。

私はかれこれ20年のカープファン。
なぜこんなに応援し続けることができるのか。
それは、とにかく練習し、若手も育て、野球を愛し、
優勝という果てしないゴールに向かって精進しているところ。
そしてそれを応援する人々のチームワーク。
だから万年Ｂクラスと言われようとも、
今年クライマックスシリーズに出られないことが
わかっていてもシーズン最後まで応援し続ける。

山の手事情社もそんな風にお客様とともにこの活動を続けていきたいと思います。

「タイタス・アンドロニカス」間もなく幕が開きます。
劇場でお会いできることを楽しみにしています。

福冨はつみ