10/08/21

凱旋2本立て公演

まゆたん稽古場日誌

皆様、お久しぶりで御座います。
水寄真弓=まゆたん です。

今回の凱旋公演、タイタス・アンドロニカスのみ
出演いたします。

最初から最後まで1回も引っ込まず
舞台上におりまする。

「どこに出てたあ?」

など聞く方がいらっしゃいましたら、
ちょっとお顔を貸していただきとうございます。

さて、冗談はさておき
ダイジェストをご覧いただくとおわかりですが、
喪服で正座しているおばあさんが、私です。
台本には出てこない、『タイタスの妻』です。
ずーっと正座しております。

正座・・・・・

苦手だったんですけどね、お芝居の中では
全く足がしびれないんですよ!!
すごーい! まるで俳優みたいだー!!
ええ、だから俳優なんですけどね。

でもですね、稽古はもっと長い時間
正座のしっぱなし。
さずがに、さすがの私も

「プリーズ、グルコサミン!!」

となります。
膝が痛くて痛くて悲鳴をあげそう。
だから、稽古の途中で何と戦っているのか
分からなくなります。

俳優は、自分との戦いです。
演じる、ということに対する
役と自分との戦い。
なのに、膝の痛みとの戦いで頭がいっぱいに
なります。
ああ、なんて弱いのでしょう・・・

それはさておき
私はこの作品が大好きです。
タイタス・アンドロニカス という作品は
山の手事情社の右にでるものはない。
と思っているくらいです。

その作品に関われている自分を
誇りに思います。

劇場入りまであと1週間。
本番まで2週間。

まだまだ、作品に磨きをかけますよ!

劇場でお待ちしております。

水寄真弓

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10/08/19

凱旋2本立て公演

新たな思考を探れ

浦です。アラフォーになり最近切に思うことは、20代に比べ明らかに体質がかわり、体力が落ちていることだ。

振り返ればおやじの匂いがする。

10代、20代はバリバリの体育会系で体力には相当自信があった。
今でも体力はあるほうだと思うが、出来る事と出来ない事が出てきた。
いままでの芝居ではこの体力でこなせてきた。いやむしろごまかしてきたといったほうがいいかもしれない。

安田には毎日のように、「形なんかどうだっていいんだよ!お前の腹が見たいんだ!それを探せ!」といわれる。
これは今に言われたことではない。

いままではそれを形だけで何とかしようとしてきていた。
だか、その体力がもうないし、ある意味必要もないし、あったとしてもそうしてはダメだということが少しではあるがわかる。
なんとかしたいがその方法がまだ私の中では曖昧だ。

しかし、あきらめるわけにはいかない。「タイタス・アンドロニカス」という役をやるのだから。

50代でやっと一人前。まだ、まだ進化していかなくてはいけない。

浦弘毅

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10/08/18

凱旋2本立て公演

DODAI

稽古が終わるとTシャツに見知らぬ白いまだら模様が浮かんでいました。
よく見ると塩でした。汗が乾いて塩になっていました。
熱中症には塩が良いそうです。

「オイディプス王」では男優陣は「運命」という役を演じます。
友人に「何の役やるの?」と問われ「運命だよ」と答えると8割の友人が首をかしげます。

運命は黒いコートを着てフードを被り、暗闇からあらわれます。
女性をおびやかす暴力の象徴です。
中には背の高い運命、ひょろっとした運命、ツルッとした運命などがいます。

その中で丈夫そうな私や斉木さんは土台運命に当てハマります。
重いモノを持ったり、支えたりするポジションです。
縁の下の力持ちと言えば聞こえは良いのですが、
「よっ、土台」と言われても微妙です。

友人に「何の役やるの?」と問われ「土台だよ」と答えたら10割の友人が首をかしげるでしょう。

しかし運命が「オイディプス王」の世界の土台になってる事は間違い無い!(と思う)

川村岳

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