11/01/24
『月日は百代の過客』
早い事で年が明けて、もう半月が過ぎました。
山の手事情社の研修生でいられるのも後ひと月ちょっとか。
長いようで短いんだな。年越しをしていたのが嘘の様で少し怖いです。
稽古中って、時間が過ぎるのを早く感じるものです。
いつの間に!と、思う事が多々あります。
そうなると稽古期間がもっと長かったらと、考えてしまうのは人の性なんでしょうね。
研修生になりたての頃から分かっていた事ではあるのですが、あの頃の自分が思った以上に一年は短くて、でも濃厚で。
こんな至極単純で、誰しもがわかりきってそうな事すらも、自分で体感しないと分らないものです。
やっと、わかり始めた事がある。
直面してる課題だってある。
そのせいで、沢山迷惑もかけてる。
思い返せば心残りばかりで。
そいつらが僕の足を引っ張ってくるし、
今も足を引っ張られている。
誰しもが、自分だけが抱えている問題。
弱みとか、欠点、弱点って言い換えてもいいのかもしれない。そういうものって、どうしてるんだろう?
そっとなかった事にして、二度と見なくて済めばそれが一番だけど。
だけど、そんな事絶対あり得ないのは、よ〜く分かってます。
だから悩む・・・
やっぱり戦って治すのかな?無理やり。
それとも迂回してみたり・・・
何か別の事で補ったりしてるんだろうか・・・
考えれば、考えるほど分らなくなっていく。
分る筈ないのに。
年度末になるといつもこうだ。
こんな自分を変えたくて此処に来た筈なんだけど・・・
おかしいなあ・・・
こんな事で悩んでいても無駄だ!
と割り切る力が欲しいと思う今日この頃です。
増木啓介