13/05/02

道成寺/モルドヴァ・ルーマニア

"Don't miss it!!"/Kouki Ura

Hello!
My name is Ura Kouki and I am acting as an actor in Yamanote Jijosha.
Yamanote Jijosha has received high estimation in recent years.
Our work in this time is "Dojoji" which is one of traditional tale in Japan and expresses the beauty of Japan.
Please come to Sibiu International Theatre Festival in Romania.
Let's shake hands with me at the theater.
Don't miss it!!

Kouki Ura

はじめまして。
私は山の手事情社で俳優活動をしています。
浦 弘毅です。
山の手事情社は近年高い評価を受けています。
今回の作品は『道成寺』です。
この物語は日本の伝統的なお話です
この作品は日本の美しさがあります。
是非ルーマニアのシビウ国際演劇祭に観に来てください。
劇場で私と握手しましょう
見逃すな !!!

浦弘毅

13/05/01

道成寺/モルドヴァ・ルーマニア

"Hello!"/Marie Ueda

Hello!
My name is Marie and I'm an actress belong to Yamnote-Jijosha which is one of Japanese theater company.
Over the last few years, Yamanote Jijosha has participated in the Sibiu International Theatre Festival and performed "Titus Andronicus", "Oedipus Rex" and "Keisei-Hangonko".
Additionally, last year "Japanese Story" has been performed by members of National Theater Radu Stanca in Romania under the direction by Masahiro Yasuda, the leader of our company.
In this June, we are scheduled to perform "Dojoji" which is beautiful and popular stage show in Japan in Chişinău in Moldova, in Sibiu and Bucharest in Romania.
Please come and enjoy our performance by all means!!
Thank you.

Marie Ueda

今日は! 山の手事情社の麻里絵です。私達は日本のカンパニーです。ここ数年シビウ国際演劇祭に参加してきました。『タイタスアンドロニカス』『オイディプス』『傾城反魂香』を上演してきました。昨年は主宰・安田雅弘が演出した『日本の物語』(女殺油地獄)がルーマニアのラドゥ・スタンカの俳優によって上演されました。
今年の6月、モルドバのキシノウ、ルーマニアのシビウ、ブカレストで公演があります。
今回上演する作品は『道成寺』日本で人気のある作品です。レビュー仕立ての華やかな舞台。
近くの方是非観にきて下さい。

植田 麻里絵

13/04/30

道成寺/モルドヴァ・ルーマニア

演劇生活


チェーホフ『かもめ』のあるシーンで
ヒロインのニーナ(女優を目指す若い女性)が
「むごいものだわ、生活って」(神西清訳)と言う台詞があります。

出産と育児でしばらく演劇から離れていたのですが、
この台詞の感じ、すごくわかるわ!と共感。
演劇にかかわっていると、役とか、台詞とか、稽古のこととか、
いろいろのことを通じて、自分を発見していく仕事だと思うのですが、
そういうことに浸かりきっていた日常から一転して、
朝昼晩の食事を何にしようか考えるだけで1日が過ぎていく生活(冗談じゃないんですね)のなかで
何度つぶやきそうになったことかと思います。

現在。
再び稽古場に戻ってきております。
何組かにわかれて冒頭の台詞を含むシーンに取り組んでいます。
「ニーナ」と「私」との隔たりを
はじめは箸にも棒にもかからないところから少しずつ埋めています。

海外の有名演出家の『かもめ』を見たのですが、
ニーナが「私はかもめ」と言うところ、
手をバタつかせて、まるで鳥そのもののように言っていたけれど、
いまいち腑に落ちなかったり、
同じ課題の他の組を見ながらヒントをもらったり、
同じ役でも演じる俳優の数だけ違う可能性を秘めているところが古典作品の魅力だなと思います。

私も先日本読みをしたのですが、見ていた後輩に、
「ニーナっていうか、どっかの未亡人みたいでした。」
との感想。

言わせてください。

むごいものだわ、演劇って!

すみません。
まだしばらくもがいていきたいと思います。

越谷真美