14/07/07

にごりえ

『鯉渕翼って奴は?! 』(俳優紹介)

こんなに人と話すことが苦手で取っ付きにくい人間は初めてかもしれない。ものを言えないくせに、とても生意気な奴だ。その割りに肝っ玉が小さく図体だけはデカイ。どんなやつだお前は!
私が若い年齢だったらぶっ飛ばしていたかもしれない。いや、ぶっ飛ばしていた!

ただ、鯉渕 翼のいいところは素直だ! 間違いだと解ればすぐに改めることができる。 (解ればの話だが…。)

何より「すげ〜な」 っておもったのは、実は他人に対しての注意力がずば抜けて高い。気が利かないだけで、気づく能力はかなりある。これは凄いことだと本当に思う。見習いたい。

その他は全くいらないが…。

この注意力って俳優の観察力につなげることができる。羨ましい。

わたしはそう思うのである。洞察力が鋭いか否か是非劇場でご覧いただきたい。

浦弘毅

14/07/06

にごりえ

『植田麻里絵の凄いところ!?』(俳優紹介)

自分を知ることはとても難しい。これは俳優にとって一生の課題になる。そこに苦しむものである。実際私もまだその途中だ。

それにしても、植田麻里絵は自己の観察力はとにかく乏しい。

とても優れた容姿に恵まれながら(冗談やお世辞ではない。ご覧いただければすぐにわかる。美人だということが。)

それを使おうとしない。これはわざとなのか? と思うくらいである。しかし普段の彼女を観察してみると、どうやらわざとではないらしい… 。

…これは致命的である。

繰り返すが致命的である。

もう一度繰り返すが致命的である。

何度も繰り返すが致命的である。

わたしはそう思うのである。美人であることが本当か否か是非劇場でご覧いただきたい。

浦弘毅

14/07/05

にごりえ

『改めて思う』

今、稽古場では『にごりえ』 の稽古が行われている。

基本稽古をする時は近隣の迷惑にならないよう部屋を閉めきり稽古をする。発声の時はもちろん、シーンの稽古の時も暑い。そして、部屋の湿度はアマゾンのジャングル並みに高くなり、酸素も少なくなる。

稽古が終わったら、もっと稽古しなくちゃヤバイな、という想いとは裏腹に身体はぐったりとしている。正直稽古場から家に帰るのが面倒に感じる程に。

ただ、家に帰ればお湯を浴びてさっぱりしてご飯を食べて寝ることができる。 寝るにしても、座布団よりはフカフカしていて、一応清潔に保たれている布団と枕がある。素晴らしいことだと改めて思う。

何故改めて思ったかと言うと『にごりえ』 を読んだからだ。

『にごりえ』 に登場する人達は一日中働いて、疲れて、食事をしようとしても腹いっぱいに美味しいご飯は食べれない。

原作には書かれてないだろうけどきっと布団も薄くてペロペロで、清潔ではないだろう。みんながそうで無いだろうがお湯に毎日は浸かれないないだろう。

そう考えると凄いストレスが溜まっていたろうな、と改めて思う。

改めて平成に生まれて良かったと思う。今の自分などまだまだ楽して生きてるし、ストレスもかかってないんだ、と改めて思った。


そして『にごりえ』 は魅力的な舞台にしないといけないと改めて思った。

佐々木啓

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