約一年前、劇団山の手事情社主宰・安田雅弘氏から突きつけられた言葉です。その時僕は「娯楽」と答えた覚えがあります。オイディプスはスフィンクスの問いに見事答えることが出来ました。僕達１５人は安田氏のこの問いに答えられたのでしょうか？ やはり１年ほど前、劇団山の手事情社が静岡演劇祭に招待され「オイディプ＠Tokyo」を上演しました。僕達研修生は役者とは別にレンタカーを借り観劇しに静岡まで行き、そのときに、僕は初めて演劇というものに触れた気がしました。「やばい！」という言葉しか出こなかったのを今でも鮮明に覚えています。

今回、僕達１５人は「演劇」というカテゴリーの中でテロを起こそうと必死です。頑張ってます。一生懸命稽古してます。死ぬ気でやってます。でも、実際そんなことはどうでもいいんです。ようは、来てくれたお客さんが面白いと感じてくれれば。少しでも演劇に触れた気がしてくれれば。

さて、決戦まで残り一週間ちょっと。「演劇とは？」少しでも、その答えに近づこうとまだまだフル回転してきます。ちなみに今では、「最高の娯楽」と答えが変わりました。劇場で待ってます！

江原大介

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☆ 2005年度研修プログラム発表会「full full」、くわしくはこちら
http://www.yamanote-j.org/works/works_fullfull200603.html

★ 2006年度研修生募集、くわしくはこちら
http://www.yamanote-j.org/ws/workshop060116.html

こんにちは！　ふるふる稽古場日誌二巡目に突入！という
わけで、二巡目からは、日誌担当者自らが撮影した写真が
掲載されます。

私、亜紀がお届けするのは、衣装作業場です！

研修生にまじって布を切って下さっているのは鴫島さんです！

衣装作業ももちろんふるふる状態、劇団員さんにもお手伝い
をお願いしているの図、です。鴫島さん、美希さん、穂高
さん、内山さん、ありがとうごさいます〜！！！　

おかげさまで、女性陣よりも後発だった男性陣の衣装も、着々と
形になって参りました。

今回の衣装、もうほんとに素敵です。

ひとりひとり、笑美さんが心を込めてデザインを考えて下さってます。

笑美さんは私達よりも何倍も忙しいはずなのに、「もうちょっとここをこう・・」「ここはこうのほうがいいね〜」と、とことん、とことん！ こだわって下さってます。先発の女性陣の衣装だけみても、１０人それぞれがそれぞれのキャラにあっていてすごく個性的！ 日々、各所で「かわいい〜！」の声がおこります。しあわせ・・。ありがとうございます。そして私たちはひたすらに縫う、縫う！

そんな中、衣装作業場でとびかう今回の流行語は・・。
「○○？ してるよ〜」
「・・もっとやってやりゃあよかったってなぁ！！！！」
等々・・。

ああっ、みんな、おしゃべりに夢中で手がとまってるぅっ。
だ、大丈夫かあ〜！ て私もか！　いかんいかん。
「マスター！、ロックミシンの糸がぬけました〜。」
「・・だから、糸のかけ方はこうでこうでね。」
「マスター！」
（以下繰り返し）
今回、ロックミシンの糸の通し方をマスターしたロックマス
ター亜紀です。人に必要とされるのは嬉しいものです。芝居
もその調子でっ。

稽古と平行に進む衣装作業、こちらも待ったなしです。
外見も、中味もどっちも充実させていきますよーっっ。
乞う、ご期待！！

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お疲れ様です！ 研修生の渡辺です！ フェアーの際に長かった髪をバッサリ切り（自分で）fullfullに向けて、頑張っています。

今日はラシーヌの「アンドロマック」の稽古を…わからないところは情熱で！ いく訳ないので悪戦苦闘です。相手役の亜紀と智子には迷惑かけっぱなしで、とほほな現状です。

でも、これは面白い！ 面白くなる！ という根拠のない自信はみなぎってますので乞うご期待！

そしてルパム！ 気持ち悪い！痛い！ エロい！ むやみに飛ぶな江原！ちょこちょこするな宗吉！ ひたすらシャウトか吉田！ そんな動きはない！

…朝の顔色とは真逆の色をしてきたみんなの心が、そのまま動きに連結してきてます。

どーか怪我だけはありませんように。

目一杯の気持ちを皆様に届けられるように、本番まで、かましていきます！

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