皆様こんにちは！
本日の稽古場日誌は２日連続！渋谷駅ですっ転び、膝を流血しました藤田がお届け致します☆☆（バカだ…）
初日まで10日を切りました！早い…早すぎる…時間が経つのって本当に早いですね(*_*)
周りを見渡せば満身創痍なヤツらがごろごろと…。皆、戦っています。演劇とそして自分と。
去年の今頃は全く知らない存在だったこのメンバー達。
でも今はこうして一緒に演劇を創っている…そう考えるとこの縁が不思議で、皆といるこの時間を大切にしなきゃな…って心から感じます。
何かしんみりしてきましたなぁ。。。
日常でも演劇でも生きているその一瞬一瞬をどれだけ輝かせられるか…。その事を日々忘れずに全力で駆け抜けて行きたいと思います。
「hola！」では皆が最高に輝いている空間をお観せしたいと思います！楽しみにしていて下さいね！！

藤田順子

　未だ興奮冷めやらぬ「YAMANOTE TRIP」
ぐうたら小道具係りをつとめました、晴花です。
お運びくださった山の手ファンの皆様には記憶に新しいこと思います、あの木々が狂いだす森のシーン。
グイングイーンと迫力満点の音として使われておりました数ある工具などを担当していました。

私事で恐縮でございます。ヒット作は相次いでおりますが特筆すべきは、うむ！！
はばかりながらわたくし、ほうれん草のムースを作りました。美しいグリーンの、ふるふるっとした料理です。
（そんな凝ったもの誰のた…ええ、他でもなくでもなく自分のために）
貧血対策、立ちくらみを防ぎます。役者の資本は身体、でございます。
演劇をつくるという作業は、料理のように、出来上がりがこれ、とはっきりしません。
まして役者は旨みを味わっていただく存在。新鮮さときらめきを常に磨くことに最大限の注意と努力をしなければなりません。
hola!は素材の力です。
あるときはにおい立つほどの存在感をはっきりと際立たせた孤高の存在として。
あるときは肉にまぶした胡椒のような、魅力を引き出すぴりりとした脇役として。
そろそろ食材は揃いました。
洗練されてそれでいてまろやかで、病み付きになるようなものに！なりたい！腐らずに！

平澤　晴花

ども、担当の山田宏平です。
今年の暖冬は彼らの熱気のせいではないか、と思えるくらい、稽古場は研修生の熱気で覆われています。
まだまだ熱気が空回りしたり、熱気と集中が別居していたりで苦闘中の彼らですが、
本番までにはきっと彼らの「気」が舞台に花を咲かせるだろうと信じて、今日も稽古場に足を運ぼうと思います。
以下はそんな彼らの意気込みです。前回載せた５人に続き、残りの５名のコメントを記載します。
彼らの言葉にならない意気込みは舞台でお見せします。
（以下５人からのコメント）

■「できるようになりたい」私は演劇に関するあらゆることを単純に「できるようになりたい」と思います。
それは子供が何でもかんでも知りたがって大人に質問するように。
「それで何か得をするの？」「それに何の意味があるの？」何かするときに必ずしてきたこれらの問いかけや計算をすっ飛ばして「できるようになりたい」のです。
何者かになること、自分で自分をコントロールしてその場の空気に反応していくこと、
つまりは舞台上の凝縮した時間の中を生きるということ。
その“生”には、日常とは違う濃厚な「実感」や「スリル」があって、それを味わうためとあれば、どんなことでも「できるようになりたい」のです。

岩井晶子（いわい しょうこ）

■今の私たちに演じられる、今の私たちにしか演じられない、
そんな空間を創りたくて沢山の葛藤と闘ってきました。
うまくいかないことだらけでも、そこから沢山のヒントを拾って、育てて、進化させて、
演劇を創り出す苦しみも楽しみも染み込ませてきました。
演劇が好きで、舞台が好きで、共通点はそれだけでここに集まった11人。
それぞれのありったけをぶつけ合い、織りなす舞台をどうぞ目撃してください！

櫻井千恵（さくらい ちえ）

■嘘でしかないものが本当に見える瞬間。
自分が舞台の上で、どれだけ本物になれるか。どれだけお客様にどきどきしてもらえるか。
私達は今、そのために必死にあがいています。
そこからは思ってもいないような本当のかけらが、日々生み出されています。
「本当」の私達を、ぜひ劇場に観にいらして下さい。お待ちしております！

柿本亜紀（かきもと あき）

■「survive」[原義]sur越えてvive生きる
(意)1、(人・生物)が(危機、逆境などを)切り抜けて生き残る
2、(逆境にもくじけず)うまくやっていく
日常の意識、身体感覚を越えて、舞台上で生きるには…
延々葛藤し、衝突し、様々な方向から詰め込んでみたものが「hola」であり、そこからsurviveしてきた私たちをご覧下さい。

下野雅史（しもの まさし）

■初めは見えなかったこと。一年間の稽古を通して、学んだこと、感じたこと、見えてきたこと。
元気・勇気・潔さ・楽しさ・苦しさ・もどかしさ・意気込み…、それぞれの想いが詰まっています。
そんな私たちの表現を、ぜひ観にいらしてください。


徳弘志津（とくひろ しづ）