14/02/20
正直言いまして
正直、山の手事情社の公演に向けての稽古はヤバイと思う。
正直、器用な人間にしかできないと思う。
正直、時間がいくらあっても足りない思う。
研修生修了公演まで2週間を切った…(ゴクリ…)
構成演劇という手法は初めての経験である。
去年の今頃、前年度の研修生修了公演を見て、非常に感銘を受けた覚えがある。
自分もそれが体験できる。
なんという喜びであろうか、そう思っていた。
いた。いたのだ。いたのだがしかし、そうは問屋がおろさなかった。
構成演劇はたくさんのシーンで構成されている。
ここではこの役、あそこではあの役。
《ルパム》があって、《まんざい》があって《ものまね》があって。その他云々。
※《ルパム》山の手事情社オリジナルのダンス
※《まんざい》山の手メソッドのひとつで2人で感情を爆発させて話をすること。
※《ものまね》山の手メソッドのひとつで、身近な面白い人の真似をすること。
1公演で1つの役ですら、ひぃひぃ、ぎゃあぎゃあ言いながら向き合ってきた私なのだ。
何事も不器用な私なのだ。
急にそんなに沢山の役やシーンをこなせる訳ないのだ。
全てに対応しきれる訳がないのだ。
でも、やらねばならぬのだ。
だからここはもう、ただひたすらに流されるまま行くしかないのである。
ただひたすらに演出家・倉品淳子を信じて。
ただひたすらに今期8人の仲間を信じて。
ただひたすらにお客様が楽しんでくれることを信じて。
どうぞご来場お待ちしております。
松崎亜弥