14/04/01

ヘッダ・ガブラー

「ヘッダ・ガブラー」終了いたしました。

3月20日から10ステージ、たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございます。

2014年度は7月に「にごりえ」(構成・演出/安田雅弘、原作:樋口一葉)、2015年1月に「テンペスト」(構成・演出/安田雅弘、原作:シェイクスピア)です。

山の手事情社の今後の活動もご期待ください。

14/03/20

ヘッダ・ガブラー

『ヘッダ・ガブラー』をご予約の皆様へ

お申込み、誠にありがとうございます。
以下、ご確認お願いいたします。

チケットは当日受付でお渡しいたします。
受付開始は開演の30分前、開場は15分前です。

当日精算がある方は、開演5分前までにご来場ください。
遅れる場合はご連絡ください。
ご連絡が無い場合は、ご予約いただいていても入場できないことがございます。

ご不明な点がございましたら、下記オフィスまでご遠慮なくお問合せください。
劇団員一同、お待ちしております。

■会場(文化学院)までの道順■
最寄り駅は「御茶ノ水駅」または「新御茶ノ水駅」です。
JRの場合は出口“御茶ノ水橋口”をご利用ください。
千代田線 「新御茶ノ水」 駅ではB1出口をご利用ください。
地下鉄ご利用の方は、まずJR“御茶ノ水橋口”を目指してください。

JR改札を出て、信号を渡ると交番があります。
更に直進してください。
右手にロッテリア、郵便局があります。左手にミニストップ、エクセルシオールがあります。
左にスターバックスが見えたら、そのT字路を左折します。
そして、突き当たりを右折します。
間もなく右手に文化学院が見えます。
会場の講堂は13階です。
正面の石段をあがり、エレベーターでまず5階まで行き、乗り換えて13階です。
受付が始まるまでは5階でお待ちください。
当日の連絡先は、070-5363-7104(劇団)です。

●文化学院地図
http://bunka.gakuin.ac.jp/site/access.html

ご来場お待ちしています。

14/03/19

ヘッダ・ガブラー

『29歳女子の皆さま』

先日高校の同級生と集まりがありました。6人グループで唯一の早生まれの子がついに29歳の誕生日を迎えたので、そのお祝いです。六本木の素敵なレストランでみんなでランチ。
私は集まりがあってもなかなか行けなかったので、みんなとは半年以上会っていませんでした。そこで近況を色々と聞いてみると
「A子はまだあの人と続いてるの? 」
「うん、結婚します。」
「えー、おめでとう!! 」
「A子もB子も20代で結婚出来そうで良かったよね。」
「え、待ってB子も結婚するの!? 」
「うん、5月に。」

と、一気に皆さん大人の階段を上っていました。
去年の夏に会った時は、まだみんな女子高生みたいにウダウダ言っていたのに、急にシャキッとしてしまって。

一方で、グループの中では一番しっかり働いて稼いでいる、私からすればとても素敵な友達が、
「40歳で独身の女の課長が品川の高層マンションに住んでて、あー課長になればここ住めるんだぁって思うけど、でもあぁはなりたくないって思うよね。」
「えぇ、でもちゃんと稼いでかっこ良くない? 」
「女の幸せと年収は比例しないよ。」

・・・・これは名言。

「でも私もあぁはなりたくないって下の子に思われてるんだろうなぁ。」
「うそ、私達ってもうそういうポディションなんだ。」
「そりゃそうでしょ。」

29歳、29歳、そういえば昔「29歳のメリークリスマス」っていうドラマがあったっけ。
それだけ劇的な歳ってことなのかな。
なぜこんな事を稽古場日誌に書くかと言いますと、今回の演目『ヘッダ・ガブラー』の主役でタイトルにもなっているヘッダ・ガブラーは、29歳なんです。作者であるイプセンがそう明記しているんです。
29歳で新婚旅行から帰って来たばかりのヘッダ、しかもお腹には子供が、女の幸せとしては順調そのもののヘッダは、何が満たされないのでしょうか。
世間の目と、自分の思いと、大人への階段と、焦りと、色々な想いが錯綜しているこの舞台。私は見ていて少し辛かったりもします。自分の想いと重なる時に、胸が痛むのでしょう。
29歳女子の皆さまはこの舞台を見て何を感じるのでしょうか、もしかしたら本当の自分に気づいてしまうかも。

是非劇場に足をお運び下さい。お待ちしております。

小栗 永里子

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