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劇団員企画外部活動 2021/09/29

【外部活動・劇団員企画】半畳の宇宙 ひとり芝居2本立て『犬』&『走れメロス』

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こんにちは、山の手事情社 俳優部の斉木和洋です。

私は「半畳の宇宙」という個人企画をやっています。
この企画では、私が構成・演出・音響・照明・舞台・衣装・制作をやり、そして、海外の作品を上演するときには自分で翻訳をして、台本を作り、最近は配信という仕事も加わり、さらに今回は生演奏に挑戦し、打楽器を担当します。
我ながら、恐るべしっ‼

「半畳の宇宙」とは、斉木が演出する作品を劇場にとらわれない場所で上演する個人企画です。
2017年に活動を開始しまして、これまでカフェ、居酒屋、バー、スナック、アパートの一室や銭湯の浴場などの様々な場所で公演をしてきました。
今回の会場は元機械工場を再生利用したギャラリー南製作所。
鉄と油の匂いと工場が稼働していた頃の熱気が今でも感じられる力強い空間です。

俳優が立って、座れる半畳のスペースがあればどんな場所だって上演できる。
俳優の声と体と最低限の小道具を駆使し、そして、お客様の想像力をお借りして、ここではないどこかにある世界を立ち上げます。
手足を伸ばせる距離は限られていても想像力は無限に広がる。

10/9~10/10にギャラリー南製作所という機械工場をアートギャラリーに再生利用した会場にて、ひとり芝居の2本立てをやります。
作品は、中勘助・原作『犬』と太宰治・原作『走れメロス』の2本立て。

『犬』は2017年に初演した後、キャストを変えて、これまで再演してきましたが、今回はオリジナルキャストの中川佐織さんが演じます。
これは、私が初めて演出したひとり芝居で、とても思い入れのある作品です。
5人も入ると満席になるような小さなBarの一室で、俳優が手を伸ばせばお客様に届くような距離感で上演しました。
共演者ぐらいの距離にお客様がいるんですよ。今では考えられません。
俳優の熱気がお客様にじかに伝わる熱いお芝居をお届けします。
男が演じるとうっとしいですが、女性の熱はいいものです。

一方、『走れメロス』は私が演出する最新作です。
こちらは渡辺可奈子さんが演じます。
渡辺さんは吹奏楽部出身でして、クラリネットが堪能です。
そして作ったこのお芝居は、俳優が楽器を演奏をしながら役を演じるひとり芝居です。
躍動感あふれるお芝居をお届けします。

どちらの作品も、今は停止してしまった工場の機械が、俳優の熱気で動きだすようなお芝居にしたいと思っています。

そして、私にはバンドのように演劇が出来ないかという妄想がありまして、演劇バンド化計画第一弾として、斉木は打楽器、中川さんは鍵盤楽器、渡辺さんが管楽器を担当し、バンド編成にてお届けします。
この無謀な挑戦の結末を、ライブ配信もありますが、ぜひ会場でご覧ください。
前回の左団扇な気分が嘘のように、今回券売では苦戦しています。
ぜひ、ぜひ、ぜひいらっしゃって下さい。

詳しいことはこちらをクリック‼
https://hanjo-uchu.com/

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半畳の宇宙
ひとり芝居2本立て『犬』&『走れメロス』
構成・演出:齊木和洋

【演目】
『犬』原作:中勘助/出演:中川佐織
『走れメロス』原作:太宰治/出演:渡辺可奈子

【日時】
10月9日(土)14時〜 / 18時〜
10月10日(日)14時~ ※追加公演
(場内の開場は30分前)

【料金】
前売り:3,000円 当日:3,500円(各回限定25席)
配信:1,800円(10/12までアーカイブ配信付き)
※上記の料金で2作品ご覧になれます。
※各回オンライン配信します。
配信チケットはこちらからお求めください。
https://hanjo-uchu.zaiko.io/_item/342220
※席数に限りがありますので、お早めのご予約をおすすめします。満席の場合は、お断りする可能性がございます。
※新型コロナウィルスの影響により、予定通り、上演できない可能性がございます。最新情報はHPにて随時お知らせします。

【会場】
ギャラリー南製作所
東京都大田区西糀谷2-22-2

【ご予約・お問い合わせ】
info@hanjo-uchu.com

【助成】
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業

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