お知らせ
馬込文士村演劇祭/馬込文士村 空想演劇祭 2022/03/02
主宰の安田です。
年度末が近づいて参りました。
決算だ確定申告だ! 入学だ卒業だ! 就職だ転職だ退職だ! 人事異動だ!
忙しくてそれどころじゃねえよ、という方も多いかと思いますが、
お芝居のお知らせです。
『馬込文士村 空想演劇祭2021』の配信が始まりました。
すでに始まっております。
コロナのせいで、多くの演劇公演が吹っ飛びました。
後遺症というのか、悪影響はまだ続いています。
中止や延期した公演が多いので、それをあらためて上演するためか、
都内の劇場の予約(チケットではなく、公演のための劇場予約)がとりにくくなっていると聞きます。
かく言う山の手事情社も、無期延期したり、
本番前日に無観客に切り替えたり、といった公演が複数ありました。
ただ悪いことばかりでもないと思っているのが、この
『馬込文士村 空想演劇祭』
なんです。
小劇場を複数軒かりて、それぞれ30分程度の馬込文士の作品を上演する。お客さまは「ちょい呑み」よろしく、芝居を「ちょい覗き」する。上演のあいまに、かつて馬込文士村と呼ばれていた場所を歩きまわっていただく。
そんなイメージで始まった演劇祭だったのですが、初回から有観客での上演は困難という事態に直面し、そのときは「仕方なく」映像配信に切り替えました。それでできあがったのが『空想舞台』です。
私は、あるいは私の周囲はこのコロナというものをなめてました。
半年、長くても一年くらいで終息するだろう、と。
なので映像配信は、昨年度の段階では一時的な避難措置ととらえていたわけです。
ところがご承知の通り、長引きました。
まだいつ終わるのかわかりません。
マスクいつはずせるんだよ。
で、もうこうなったら、映像演劇祭という分野に乗りだそうというのが今回です。
もちろん実演の演劇祭もさぐっていきます。
でも映像演劇というものの可能性をこの際追究してみようじゃないか、と。
その試みです。
撮影は費用の関係もあって、一本一日とか二日で撮りきるわけですが、明らかに天が味方についてくれたな、という日和に恵まれ、面白い映像に仕上がっていると思います。
まずは、3分間の予告編をご覧ください。
今回本編は4人の作家の作品を扱っています。その作家について、スタンダップコメディアンの清水宏が、よく貧血を起こさないな、というくらいのハイテンションであっつく語ります。
それにこの演劇祭の特設ページがありますので、そこも覗いてみてください。
https://www.ota-bunka.or.jp/magome-engekisai/
もしご興味が出てきたら、さぁご視聴ください。
【視聴の始め方】
視聴券の購入方法は こちら をご参照ください。
①カンフェティに会員登録をする
https://s.confetti-web.com
② 視聴券販売ページにいく
https://www.confetti-web.com/magome_engekisai
③視聴券購入後、視聴用URLページからログインする
ログインするとそのまま再生されます。
※作品ごとにURLがちがいます。
[視聴用URL]
『おたふく』(原作:山本周五郎)
https://live.confetti-web.com/event/jdgOx7LR7JDhDtqS
『白秋/木兎(みみずく)おじさん』(原作:北原白秋)
https://live.confetti-web.com/event/cQfpkVxBdGzgZ78P
『ヨビゴエ』~萩原朔太郎詩集「月に吠える」「青猫」より~(原作:萩原朔太郎)
https://live.confetti-web.com/event/Q1TaFgP7sY1V4QCR
おどる小説『風博士』(原作:坂口安吾)
https://live.confetti-web.com/event/KsUt119FcOudY92k
視聴チケット1枚、2,000円で4作品すべてご覧になれます。
ながながお付き合いいただきありがとうございました。