06/12/07
休む間もなく
再び森下の稽古場に戻ってきました。
中は少し肌寒く、暖房も入れて乾燥した空気の中、「王女イヴォナ」の稽古をやっています。トリップの稽古を始めたころ滝のように汗流していた夏が遠い昔のようです。
「王女イヴォナ」、カットしているとはいえ、結構長い戯曲です。以前読み合わせをしたときは普通に読んだだけで1時間40分くらいかかってましたが、演出家チェシラック氏の緻密な稽古のもと、きっちり芝居を作っていくとなるともっと長くなってしまうような気がしてなりません。でも内容は面白いですね。あんまりむずかしいこと考えなくてもこんなすらすら面白く読める戯曲もめずらしいかもです。作品に立ち上げてホントに面白い舞台にしたいと思います。
6人しか出ないので、一人当たりのセリフの量は当然多くなります。僕を含め全員がまだまだセリフが入ってない状態。現在頭の中は容量オーバー、先週までやってた「ファウスト」の膨大なセリフをどんどん忘れながら新しいセリフを入力している状態です。
皆様お楽しみに。
山本芳郎