06/11/12
「稽古場の片隅より」
こんにちは。
山の手「ひとりの時が多いの(※注)」組越谷真美です。
配役上ひとりで稽古する時間が比較的多いのですが、
同じ組の先輩岩淵さんや名久井さんを密かに参考にしながら
日々過ごしております。
先日鴫島さんが久しぶりに声をかけてくださいました。
「真美ってポトフに似てるよね」
え、ポトフってスープのあれですよね・・・?
理由を聞こうとすると
「いや気にしないで」の一点張り。
真意はわかりません。
でもなんか嬉しかったです。
研修生時代から私の不機嫌顔を指摘してくださる川村さんが
近くにいらしたので、
いくら寝ても直らない濃いクマを
整形したほうがいいですかねと下手な冗談で話しかけてみると
「そうしたほうがいいよ」とごくごく冷静に返してくださいました。
TRIPが終わったら一度真剣に検討してみようと思いました。
いつもありがとうございます。
ひとりで考え事をしたり妄想していると
変顔になっていることがあるようなのですが、
先輩美希さんの強い視線のおかげで我にかえります。
帰りにはたまに同じ方向の山田さんや同期の渡邉が
一緒に帰ろうと帰り支度の遅い私を待っていてくれます。
たまに、なところが心憎いですがありがたいです。
同期の智子や研修生美玲にいたっては
気ままに絡みついてきては言葉もなく去っていきますが、
何かしらぬくもりを感じます。
本番まで10日あまり。
自分自身と闘いの日々ですが
演劇は人とのつながりで創られていくのだと!
実感する今日この頃であります。
※注「ファウスト悲劇第一部」より