06/09/15

YAMANOTE TRIP

「秋」

寒い〜。今週の雨とともに秋も深まっていくでしょう。
秋・・・といえば学生の頃唯一成績が上がったシーズン。また、グリコのローストポッキー(赤いパッケージの)を芝生の丘の上でかみしめたくなる季節。
今年の秋は・・・「眠り姫の秋」。
というのも、秋になって気温が下がってから寝坊が多くなったからなのです。
私は朝、念のため目覚ましを7つもかけている。が、、、起きれない。
 朝起きて時計を手に取る。「!!??!夢か?」
 いや・・・現実。
 「だぁぁぁぁ*☆§♂!」
 5分で支度をして家を飛び出る…もうバイトに間に合わない(-_-)。
 もう一度言う。
 目覚まし7つである。恐るべし・・・秋。
(注)良いコの皆様季節のせいにしてはいけません。
 
さて今日は「青い鳥」の稽古です。基礎訓練をたっぷり行い、青い鳥の読み合わせ。安田さんの演出プランを参考に俳優たちがイメージを広げ、作品の空気感を探っていきます。
 また、こんな小道具はどうだ、いやそれだと感電する恐れが、とか、衣装は黒い布を巻きつけるだけ!?まさか!などなど様々なアイディアが出てきます。 
 トリップだけに、アイディアも飛んでいる!
これから実際にどのように舞台上に実現していくのか、実験が始まります。 まさに芸術にどっぷり in autumn!
読書の秋・・・ぜひ公演の原作をお読みください。
芸術の秋・・・実際に「YAMANOTE TRIP」を堪能していただき、
食欲の秋・・・終演後一緒に飲みにいきましょう! 

秋シリーズで植田麻里絵がおおくりしました。

06/09/14

YAMANOTE TRIP

「ラモス…??」

私は稽古日以外のお休みには、稽古の参考やネタ探しのために映画を観たりします。他には音楽を聞いたり読書したり。。
でもやっぱり、DVDやビデオを借りてきて観るのは楽しいので、映画が中心になります。
今回、劇団員同期の麻里絵と、あるシーンの参考に映画「モスラ」を観てみようということになりました。
この「モスラ」、有名だけど、結構置いてあるビデオ屋さんが少なかったりするんです。
そんなわけで、私はまだ観られてません。週末に大きなビデオ屋さんに行ってみようと思ってます。
さて、麻里絵は一足先にビデオを観たそうなので、感想を聞いてみました。
すると、、

麻里絵「初代モスラが死んで、後に残された卵からモスラが2匹も生まれるの。それらがラモスなんだよね!」

…へ?!
ラモス…??
モスラってサッカー映画だっけか?

私の「モスラ」への妄想は膨らむばかり。。
一体どんな映画なんだぁぁぁ!

根本美希

06/09/12

YAMANOTE TRIP

「自分は、不器用ですから」

今朝5時過ぎ、バイトに向かおうと四畳半のアパートをでると雨が降ってました。そこまでは良くあるちょっと面倒な朝ですが、この日は違いました。
景色が赤いのです。いや「朱」いです。見慣れたはずの駅までの道がコワイ、キモチワルイ。朝焼けと夕焼けは自然現象としては同じモノのはずなのに、何故こんなに印象が違うのでしょう?
答えは「青い鳥」が知ってるのかもしれません…。


今日は劇団員で、皆様にお届けするご案内状の製作作業を行いました。今回はチラシ以外にちょっとしたオマケを入れているのですが(届いてからのお楽しみです!)、僕はそれをカッターナイフで切り離す作業をしていました。一生懸命作業に没頭しているところに、同輩の真美が僕の切り分けたオマケの一部を持ってきて、
「これ、歪んでるよ。」

見ると確かにそれらは完成品と見比べると、明らかにはみ出していました(注:封筒には入れておりません)。
不器用な自分を恥じていると、さらに真美が

「宗吉、代わろうか? ん、代わった方がいい?」

と優しく、かつ強固に言うのです。僕は思わず「お願いします…」と言っていました。
世の中で会社をリストラされた人達の中には、こんな風に「お願いします」と言わされたお父さん達もいたんだろうな、と思うと何だか泣けてきました……。

そんなしょっぱい気持ちもちょっとだけつまったご案内状が、もうしばらくすると皆さんのお手元に届くかと思います。それを見て今日の話を思い出していただけたら、僕の中のリストラされた「何か」が少しは報われるかと思います。

それでは、劇場でお会いしましょう。

宗吉 和幸