2月のベタ稽古はどんな生活なんだろう・・・
ずっと気になっていた2月がついに来た! っと思ったら、
あっという間に修了公演7日前。
いよいよ、本格的に追い込まれてまいりました。
早い・・・早すぎる!!!
やったるぜぃ!!・・・気合をいれて迎えたハズのベタ稽古、
最初の一週間は稽古場の雰囲気に圧倒されて、自分がみるみるしぼんでいく・・・
はぅ、ここにきてまさかの絶不調!
ヤバい・・・ヤバすぎる!!!
いくらカラ元気を出しても、1日が終わると“わたしなんてダメだぁ”の連続。
・・・あぁ、わたしはいつもここにつまづいてきたんだなぁと思った。
自分で自分を認められない弱さにもがいてきたんだなぁと。
今回の作品の中で、《ぴん》と呼ばれるひとり芝居を担当させていただく部分がある。
ひとりで何度も稽古をしているが、やればやるほど、わからなくなっていく気がする。
自分は何を表現したいのか、自分はこの人物のどこに心を動かされるのか。
そんな時、演出の淳子さんから「《ぴん》はひとりでやるものではない。お客さんとつくるものなのよ」と言われた。
その日の帰り道、“お客さんとつくる”ということの意味を考えながら、
電車にゆられていた。
あ、わたしはずっと自分という壁の中に閉じこもってきたのかもしれない。
そのベクトルを変えられたら、少し何かがかわるんじゃなかろうか。
毎日稽古場に通い、こんな風に贅沢に芝居に時間を使える今、
本番までの時間はあとわずかだけれど、きっと変えられることはあるはずだ!
そんなことを考えながら、今日も稽古場に向う電車にゆられています。
演出の淳子さん・みはるさん、劇団員のみなさま、そして同期の仲間、
そしてそして、応援してくださるみなさまに感謝しつつ・・・
『つぶやきとざんげ』
研修生9人、それぞれの笑いと涙と葛藤がたっぷりつまっています!
ぜひ、ご来場お待ちしております!!
武藤知佳