09/05/28

タイタス/ルーマニア

大変!

ベタ稽古中、毎日衣装作業祭りでした。
今回の『タイタス・アンドロニカス』は、前回の衣装が、大変な事になっています。
※ご存じない方、申し訳ございません。アップされている写真たちを参考になさってください。

チクチクやってる私たち作業班の隣にブルーシートを広げ、衣装の竹内陽子さんがバクザン先生となって、白ペンキを着物に叩きつけています。芸術です。大爆発してます。爆発し、衣装上に飛び散った白ペンキはかなり見事。大変なくらい素敵です。

ルーマニアの方々、四畳半プラス、竹内バクザン先生が手塩にかけた衣装もお楽しみいただければ幸いです。


そしてこの私は、4月から新劇団員になりました園田恵と申します。カツ丼を愛しています。ひょんな事から演劇界に迷い込み、戸惑いながら一生懸命生きている毎日です。
何卒宜しくお願い申しあげます。

そして劇団員の皆様、お気をつけていってらっしゃいませ。遠く東京より成功と、無事の帰還を祈っております。


園田 恵

09/05/28

タイタス/ルーマニア

悔い残すなよ

この度、劇団員になりました谷洋介です。
どうぞよろしくお願いいたします。

日々稽古していくごとにどんどん変わっていく今回の『タイタス・アンドロニカス』。
今日も天狗がいきなり出てきたりと驚きの連続です。
今日で稽古場撤収ですが、まだまだ変わっていくことでしょう。

今回は出演しないので、裏方でサポートしてまいりましたが、今日をもって僕が手伝えることはなくなりました。
あとは無事に成功することを祈るだけです。

「悔い残すなよ、悔い残すなよ、悔い残すなよー!!!」

それでは出演者、スタッフのみなさん、怪我などに気をつけて行って来て下さい。


谷 洋介

09/05/28

タイタス/ルーマニア

ふんじばれ

今年度から劇団員になりました、文秉泰です。
どうぞ宜しくお願い致します。

さて、今回は『タイタス・アンドロニカス』です。
シェイクスピア作品の中でも最も残虐で暴力性の高い物ではないかと思います。
…と、知ったかぶりをしてますが、数年前まで「タイタス&ロニカス」と本気で思ってました。
すいません。

シェイクスピアだし、「ほほぅ、今度はタイタスとロニカスの話か。またお得意の報われない恋かい?」ぐらいに思ってました。

しかし、戯曲読んでビックリ、観てビックリ。
本当に、残虐過ぎて。 気持ち良いぐらい残虐過ぎて。

いや、実際顔をしかめる場面も多々あるのですが、何か「人」を感じる事ができるんですよね。 上手く言えませんが、「生(ナマ)の人」を。
観てる人の心のどこかに必ず引っ掛かる作品なのです。

この『タイタス・アンドロニカス』を引っ提げて、山の手事情社はルーマニア・ツアーに出発します。
これを観てヨーロッパの人がどう感じるのか。
それを考えると、ツアーには参加しない僕が緊張と不安と興奮を覚えます。

体は現地の人の方が大きいかもしれません。
でも山の手事情社の真骨頂、役者の身体表現では負けないはずです!

是非ともルーマニアでぶちかまして来てもらいたいものです。

ふんじばれ! ルーマニア人の心を!


文 秉泰