10/05/06
女子の恐さ
今日は挿入シーンの作成を女子ズで行いました。
ジャンケンによって決められたチーム分けは若手とベテランがパッキリ分離するという悲惨な結果に。
私が組み込まれたチームは若手の先輩2人と同期が一人の4人チーム。
なんというか、かんというか、
みんなデカイ。
165センチはあるだろう真美さん、170センチ超えの麻里絵さんに、それを上回る谷口。
一方150センチの自分。
谷口「なんか永里子ちっちゃーい(笑)」
。。。。。。。うるせーよ。
あぁ、言葉づかいが。。
なんてコトを思っているうちに先輩方が作業を進めて下さっている
ヤバいヤバい、何してるんだろう!!
目をこらすと、何やら目を見開き、口をパクパクさせ
『。。ッパ。。。ッパ』と破裂音をさせている。
。。。。これはなんだ。。。
目線を下に移すと、そこには脇をつけヒラヒラさせている両手が
。。。。。。これはまさか!!
エラ呼吸!?
そうかエラ呼吸か!!
でも先輩、私達が求めてたのって
『女性のナンチャッテの表情』じゃなかったでしたっけ!?
なんでエラ呼吸。。。
ヤバい、ベテランではなく若手の先輩の思考にすらついていけてない。。。
谷口「あ、なんか、退化しちゃうみたいな!!一通りやってどんどん退化しちゃうみたいな(笑)!!」
。。。。。。黙れ谷口。
あぁ、これでは八つ当たりだ!!
なんてコトを考えてると麻里絵さんの目線がこっちに
。。。。。やらなくては。。。。
麻里絵さん「もうちょっと間置いてからやって見てくれる??」
間??
こ、こうか!?
あ、ちょっとタイミング違うかな。。。こっちかな??
注文を受けると俄然真剣モードに。
そして皆でエラ呼吸。
延々エラ呼吸。
「アハハハッ・・・おもしろーい!!」
「ウケるっつ!!」
もはや谷口への罵声も出てこない
こうして一通り笑ったあと、
何事もなかったかのよううに次のネタへ。
あの異様な盛り上がりは何だったのかと思いつつ
これこそ女子の恐さなのかも知れないと感じた稽古でした。
問題はどうそれを生かすかなのですが
それはまた、別のお話。
小栗永里子