08/10/11

YAMANOTE ROMEO and JULIET

女性楽屋

2日目、昼・夜公演終わりました。
ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?

2日目、と言っても、にしすがもに来てから
既に8日目なのです。
今、男性楽屋は役者7人で、コーヒーの香りが漂う
部屋になっております。
一方女性楽屋は、役者11人。
狭いです。
机の上が、それはそれは大変なことに
なっております。

同じように会場も楽しい作りになっております。
外が明るくても、中に入った途端闇の世界にも
思える舞台、照明です。
劇場に来たんだけれど?
という感覚になっていただけると思います。

明日、明後日の昼公演は
まだチケットのご用意ができますので、
お時間がある方はぜひご連絡を下さいませ。

電話でご予約を承ります。
03−5760−7044
山の手事情社オフィスまで。

頭脳と肉体の役者たちが
皆様のご来場をお待ちしております。

山の手事情社 劇団員一同

08/10/10

YAMANOTE ROMEO and JULIET

初日明けました

10月10日金曜日。
昔は体育の日でした。
連休突入と同時に、山の手事情社公演
『YAMANOTE ROMEO and JULIET』
の初日が明けました。

にしすがも特設会場にお越し下さったお客様、
ありがとうございました。

今回は1つのお話で3つのかたちのお芝居を
創りました。
たとえ何かが気に入らなくても、
何かは気に入っていただけるはず。

体育の日だった。
ら、よかったんですが。
だって役者がとーっても運動しているんですもの。

19日日曜日まで公演はございます。
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げます。

山の手事情社 劇団員一同

08/10/09

YAMANOTE ROMEO and JULIET

「盗み聞き」

深夜。恵比寿駅ホームのベンチ。
隣に座っていた女性が携帯電話で話している。
突然会話が耳に入ってくる。
「発明家と芸術家の結婚は、ないよね〜」
「あたしだったら、それはダメだな」

発明家と芸術家の結婚は、
現実には存在するであろうが、
そう思う人もいるということだ。

何がいい結婚で、なにが悪い結婚なのか?

その答えは、
おそらく、今度の舞台に潜んでいると思う。

いや、違う。
答えは潜んでいない。

潜んでいるのは、
たくさんある中の、ひとつの答えにすぎない。

いや、違う。
一つの答えだけではないものが潜んでいると思う。

いや、違う。
そもそも「答え」なんていうものは、
潜んでいないかもしれない。

深夜の恵比寿駅で聞いた会話で、
様々なことを想像する。
こういう楽しさを私に与えていいるのは、
まもなく皆様にご覧いただける作品に違いない。

『YAMANOTE ROMEO and JULIET』。
まもなくはじまります。

あなたの生活の小さなこと、
現在進行形の恋愛、
昔の淡い思い出、苦い思い出などなど、
様々なことを回転させて、
思いをはせていただきたい。

西巣鴨でお待ちしております。

小笠原くみこ


「そこしかない」

ロミオとジュリエットが恋に堕ちた瞬間、
ロミオがティボルトを殺した瞬間、
それは、そこしかない一瞬。
その瞬間そこにいたから、
相手がロミオ、ジュリエットだったから、
だから彼らは恋をした。
その一瞬は誰が見ても劇的だけれど、
考えてみれば生きている時なんて
そんな一瞬一瞬の塊。
芝居を創るとは、
その一瞬を作り出していくことだと感じた。
その瞬間に立ち会いに、ぜひいらしてください。

研修生 坂口幸枝