08/10/05

YAMANOTE ROMEO and JULIET

『サービス精神』

500ミリリットルの空ペットボトル
タオルケット
バスマット
タオル
毛布
手ぬぐい
カセットコンロ
でかいやかん
2リットルの空ペットボトル

などなど。
今回の公演で、稽古で、必要なものたち。
これらの募集がメーリングリストで回ってきます。
翌日、メンバーの自宅から大量の手ぬぐいやら
タオルケットなどが稽古場に運び込まれます。
稽古場である体育館がモノで溢れてきました。
このノリ、どうも学園祭みたいなのです。
ええもちろん真剣につくってはいるのですが、

「何か創って誰かに見せたい!」

という、芝居をはじめた頃の興奮が
ちょっとあるのです。

体育館という場所柄なのか? なぜか青春感覚。
身体の疲労はかなりなものですが、
稽古場へ向かうペダルは軽い。
お客様に喜んでいただきたい。
特別な経験を提供したい。
いままでとはちょっと違った
山の手事情社流のサービスをお見せできると
思っています。

大久保美智子


あぁ、ロミジュリ

昨日もロミジュリだった。
今日もロミジュリ。
明日も・・・。

あああ。
最早誰も「ロミオとジュリエット」とは言わない。
ロミジュリは記号、
ロミジュリは合言葉、
ロミジュリは魂。

皆がロミジュリ。
全体がロミジュリ。
浸りきっています。
ある時、気持ち良くなります。
夜中にアイスクリーム2コ食べてしまった昨日。

「あぁ、俺今ロミジュリ。」

何て刹那な衝動。

是非劇場に足をお運びいただき、それぞれの
ロミジュリを感じていただきたいと思います。

研修生 文秉泰


08/10/04

YAMANOTE ROMEO and JULIET

「トキメキ」

今稽古で求められているもの、それは
「初々しさ」です。
芝居は稽古の積み重ねでつくられていきますが、
やはりライブで感じる事も相当大事。
その際に「初々しさ」が重要ですが、今回は
特に恋愛ですからね。
そりゃ長年連れ添った夫婦とは違うオーラを
出さないと。
長年連れ添った劇団員にトキメキたいし、
トキメかせたいですよ。
もちろんお客様も。

今回は初々しい男優陣をお届けします!

川村岳


秋の匂い

通し稽古中の体育館に、キンモクセイの香りと
ともに秋の風がやってきた。
きゅーんとした。
目の前では劇団員扮するロミオとジュリエットが、
精一杯恋してる。
なんだか胸がいっぱいになってしまって、
涙がでた。

秋の匂いと、
『YAMANOTE ROMEO and JULIET』
切ないけど、くせになる感じ。

研修生 園田恵

08/10/03

YAMANOTE ROMEO and JULIET

「見せるということ」

今日、稽古場に見学の方がみえた。
前回も公演にも見学にも来ていただいた方、
ありがたい!

初めて見る人がいるというだけで、
同じことをやっていても、視点が変わって
感じられる。
そしてこれはとっても大切な段階。

もうすぐ
『YAMANOTE ROMEO and JULIET』
を見ていただくことになる。

私は、「もっとわからせたい」の人なので、
これではわかんないんじゃないかと不安になる。

で、わかりやすくしようと試みる。

「それは、私たちのやりたいことじゃない」
との戦いとなる。

それは、私の中でも、演出と私の間でも
共演者間でも起こる。

目を見開いて、
息を大きく吸って、
毛穴を開いて、

何がやりたいのか、どうわかってもらうかを

もう一度考えよう。

倉品淳子


嘆いています

今日はメイクの練習でした。
「肌に水分がない」
と普通に嘆いている女優さんも、
舞台の上では何倍ものエネルギーで
何か得体の知れない大きな物に嘆いています。
びっくりするくらい嘆いています。
非常に迫力があります。

そんなところがおもしろいので
是非ご来場下さい!

研修生 谷洋介