08/10/08

YAMANOTE ROMEO and JULIET

家一件建てる勢い!!!

今回の山の手事情社のセットは、
久しぶりの大掛かりです。
まず劇場がでかすぎる。
縦20メートル、横30メートルの
まっさらの体育館にセ ットを建てる。
いつ出来上がるのか途方にくれる感じですな。

道具を取りに行くのに、端から端までだと
往復70メートルくらい。
もうそれだけで汗びっしょり。
1万歩は歩いているかもしれませんね・・・
(半部冗談ですが冗談じゃないかも)

どんな舞台かは是非劇場でご覧下さい。
感じとしては大規模なファッションショーみたいな
舞台ですよ。

そこを俳優が縦横無尽に暴れまわります。
お客様にも移動して観ていただく シーンも
あります。
まるで遊園地にでも来たような、
楽しめる舞台となっています。

秋の、ちょっと寂しくなる季節には、
とても元気をもらえるそんな芝居です。

本番まで間近! 劇場でお待ちしております。

浦 弘毅


芸術の秋

はじめまして(*^_^*)
研修生の由美子です☆
今年の四月から研修生やっています♪

はじめは厳しい稽古に身体中が
悲鳴をあげていましたがw、
最近は厳しい稽古にも慣れてきて
(↑ほんとダナ??)、
充実した毎日を過ごしております☆☆

さてさて、
『YAMANOTE ROMEO and JURIET』
も、いよいよ明後日に初日を控えております
\(≧▽≦)丿

今までに映画やバレエ、舞台演劇と様々な
「ロミオとジュリエット」を観てきましたが、
山の手事情社の「ロミジュリ」も、
今までに観たことのない斬新な仕上がりに
なっているんですよ♪

新しいロミジュリワールドに触れたい方は
ぜひぜひいらしてください♪

そして今回の見所はもう一つ。
舞台がとっても美しいんです・・・☆☆
今まだ仕込み途中なのですが、
舞台の、そして照明の美しさにうっとりです・・
ほんとに幻想的で素敵です♪♪
芸術の秋にぴったりな作品ですので、
舞台芸術を堪能したい方、ぜひぜひ
゛にしすがも創造舎゛にご来場下さいm(_ _)m

研修生 勝由美子

08/10/07

YAMANOTE ROMEO and JULIET

「芝居の元気 家のゲンキ」

稽古場でロミジュリ世界に没頭し、恋に全力で
ぶつかっていると、身体は疲れてくたくたなのに
心がウキウキしてギラギラしながら家に帰る。
と、18年間飼っている愛猫の
ふぬけた顔を見てはっとする。
愛猫→名前はゲンキ。雄♀。
人間でいうといくつかな? 
かなりの高齢ですね。最近は寝てばっかり。

彼(ゲンキ)は18年間私の部屋から出ていない。
恋もしたかっただろうに、出会いもシャットアウト
され勝手な人間に去勢もされちゃって、、
あ〜すまん!!
お前の青春を奪ってしまって〜〜!!
お前は今日の私のようにウキウキしたり
ギラギラしたり心躍ることを経験してないのね!?

稽古場でくったくたになりながらも相手役に
ロミオを見る度エネルギーが湧いてくる!
恋の力はやっぱりすごい。

最近元気がないうちのゲンキにも今更ながら(汗)
ガールフレンドを探してあげようかな。
本気で思う今日この頃です。

山の手版「ロミジュリ」舞台も衣裳も
凄いことになっています。
なんてったって6日仕込みですから。
気合い入っています!
恋する人間の見本一!?
ぜひお楽しみ下さい。

会場で楽しんでいただけるよう全力で暴れます!!

山口笑美


『YAMANOTE 機動戦士ガンダム』

研修生というのはとにかく修行中の身ですので、
色々盗むべく、想像力を総動員して
先輩劇団員の皆さんの稽古を見る訳です。
そんな中、俳優のひとり・川村岳さんが
ふいにある人物に見えた日がありまして。

「ウッディ大尉」

ご存知の通り、ホワイトベースを守るべく
ジャブローに散ったあの人です。
考えてみると彼も正義と純愛の人でした。
秩序のメタファーであり、
誰恥じる事なく誠実に生きたオッサン。
まさにパリス伯爵じゃないですか。
パリスはオッサンじゃないけど。
ああパリス。
僕だってほんとはあなたの様に生きたい。
けどついつい、ロミオみたいに一瞬の燃焼に
何もかもを投げ打ちそうになるんだ。
ほんとの幸福て、どっちにあるんだろ。

そんな事を考えつつお手伝いしてきた
『YAMANOTE ROMIO and JULIET』
も、いよいよ劇場入り。
やり場のないボルテージは上がる一方ですよ!

ちなみに『YAMANOTE 機動戦士ガンダム』
を上演の暁には、山口笑美さんにはぜひ
マチルダさんを演じてもらいたい牧野です。

研修生 牧野謙

08/10/06

YAMANOTE ROMEO and JULIET

巣鴨のおば様

今回の会場となる にしすがも創造舎 特設劇場は
その名の通り西巣鴨にあります。
そうです。おば様の聖地、巣鴨の近く。
一昨日、初めて都電荒川線に乗りました。
乗ってくるおば樣方の尋常じゃない人数に、
びっくり。
気がつくと僕の周りはみな、リュックを背負った
おば様でいっぱいに…。
らんらんと目を輝かせながら、
おしゃべりしまくっています。
あるおば様に席を譲ると、

「あら〜若いうちから気を使ってどうするのよ〜、
そう、悪いわね〜」

と言われました。その後、

「●●さん、座りいや、いいから、いいから、
私はいいから。」

と席の譲り合いです。基本大声で。
本当に元気です。巣鴨に集うおば様達は。
そんなおば樣方の圧倒的なエネルギーを浴びて、
ちょっとだけ元気をもらいながら会場へ
向かっています。

なぜだか、俺、負けらんね〜ぞと、変に
対抗意識を感じちゃいました。

本日、仕込み三日目です。
何もなかった体育館に、本舞台が出来て、
客席が組み上がって、ようやく劇場らしく
なってきました。
後もう少しで、山の手版『ロミジュリ』開演です。
巣鴨のおば樣方にも負けない情熱で、
お客様をお待ちしております。(なんのこっちゃ)

岩淵吉能


豊作です

舞台版のロミオとジュリエットでは、
お客様のすぐ目の前で、あの運命の恋が生まれ
育まれてゆくわけです。
通常、一公演でご覧になれるその恋は、
一個のはず。
私もそう思っていました…

しかし、山の手事情社のロミオとジュリエットは
違います。
もう、その気前の良さといったら。

こっちも恋!
あっちも恋!
ドッカンどっかん咲き乱れ!!

色んなハートが広い劇場内を縦横無尽に
飛び交います。
そして、その恋の行く末は…?

これまでに見たことも聞いたこともない
「ロミオとジュリエット」、実ります。
様々な恋を味わいに、
どうぞ劇場へいらしてください。

研修生 根津弥生