08/09/18

YAMANOTE ROMEO and JULIET

「火傷するぜ」

山口笑美です。

先日新たにショートシーン(短いイメージシーン)
を作り発表したところ、我がチームは花火を
使ってのネタを無謀にも決行!!
勢いよく燃えた花火を、手に持った瓶に突っ込む
という危険な発表を行ってしまい、終わった後には
稽古場が煙でくもり、私はけっこうな火傷を
負ってしまった。

あぁ〜 バカだバカだーっ
この傷一生残るな(+ε+;)

一緒のチームだったプリティーな若手女優E子も
水ブクレができている〜!!ぎゃ〜(×Д×;;)
冷静に考えれば絶対やらないっ!
実験しているときも瓶が割れたり、水につけた花火
が消えなかったりして悪い予感はしていたのだ。

けどっ!!
危険なもの程どっかでワクワクしてしまうという
か、もうあの時はやらずにはいられなかったの!
ま、時間も迫っていて、もう引き返せないところ
まできていたのだけど(汗)
火傷してから大後悔(>_<)

でも待てよ
これぞ恋の感じか!?
危険なもの程飛び込んでしまうってやつ!?
身を持って恋する感覚を思い出したような
気がします。

しかしきっとこの発表は使われないでしょう・・・
お客様に一生残る作品を創りたかったのに
自分に一生残るもの創ってどうすんの〜〜
どこかに使われていたら、静かに拍手を
送ってやってください。

「YAMANOTE ROMEO and JULIET」
まで1ヶ月を切りました!!
こんな感じで(^_^;)身体をはって創ってます!!
どんな世界になっているか、
是非にしすがもに見届けにいらしてくださいね☆

山口笑美

08/09/17

YAMANOTE ROMEO and JULIET

青臭い情熱の塊

稽古の合間をぬって
『YAMANOTE ROMEO and JULIET』
の会場となるにしすがも創造舎 特設劇場に
見学に行きました。
体育館です。まぎれもなく。
体育館といえば、気になる人を体育館裏に呼んで
告白… なんて素敵なエピソードがあれば良いの
ですが、僕の場合、体育館裏は
すぐ田んぼだったり、ただの山裏だったので、
そんな淡い聖域などとはかけ離れたものでした。
巨大なガマガエルが出たといっては、探索にいき、
20センチを超える巨大ナメクジが出たといえば
また探索、二枚貝の化石が発見された日には
トレジャーハンターよろしく躍起になって
土を掘り起こしていたものでした。

あるとき、体育館脇のしなびたトイレに
巨大な一本●そ出現のニュース。
学校中の話題となった事があります。
(お食事中の方すいません)
体長30センチを超え、和式便器のはじからはじ
までを覆い尽くし、流しても流しても流れない。
発見者の話だと通常のそれとは全く違って真っ黒、
そして美しいまでにまっすぐで異様な存在感を
はなしていたとか。
一体誰があんなところで用を足すのか?
生みの親は誰なのか?
そもそもそれは●そなのか?
●そごときに我ら男どもの妄想は膨らみ、噂は噂を
呼び、ついには宇宙人の仕業などという程。
放課後、その発見現場に急行すると、
すでにその姿はなく、体育館外掃除担当が3人
がかりで、棒で突っつきながら無理矢理トイレに
流し込んだとか。ついには、なぜ処理したのだと
掃除担当と口喧嘩に。
今思えば、本当にどうでもいいことに無我夢中に
なっていたなと、自分の馬鹿さ加減に
がっかりします。
青いなと。
でも、あの時期のどっからともなくわき出す情熱と
いうかパワーというか、なんだかいとおしかったり
するものです。

多分、ロミオもそんな青臭い情熱の塊(かたまり)
なんじゃないでしょうか?

体育館という場所には、いろんな人の青臭い思い出
がぎっしり詰まっていると思います。
そこで、ロミジュリをやろうってんだから、
何だか面白そうじゃないですか。ねえ。

明日も稽古です。

話は戻って、その一本●そ、最終的には体格のいい
体育の先生の仕業という事で一同納得、
落ち着きました。

岩淵吉能

08/09/16

YAMANOTE ROMEO and JULIET

話は「トイレ」

本日は稽古の途中でミーティング。
先日、会場となる西巣鴨創造舎の体育館を
見学してきたので、3本立ての具体的な構想を
話し合うとのこと。
しかし、そこで話し合われたのは
主に「トイレ」についてでした。

3本一挙上演ですから、当然、今までのように
1時間半では収まりません。
しかし会場使用の関係上、2時間はどうしても
越えられない。
途中に休憩を挟むべきか、否か。

「2時間となると、お客様はトイレに行きたがる
のでは?」

しかしトイレの数が少ない。
女子トイレは3個しかないとのこと。

「いざとなったら男子トイレに誘導しましょう」
「男子トイレにも個室は1個しかない」

「2時間なら休憩無しでもがまんして
もらえるのでは?」
「椅子に座りっぱなしの2時間ならいいけど、
そうはいかないから、きっと行きたくなるはず」

「俺だったら、おトイレは大丈夫ですか? といわ
れたら、もよおしてなくても、行ってしまう」

「トイレに行っていいですよ、というアナウンスを
しないでしらんぷり作戦というのはどうですか?」

「もし、本当にしたいのに我慢していたら、
かわいそう」
「それは芝居どころではなくなるだろう」

…。

延々と議論は続きましたが、
芝居の中味はそっちのけでした。

こんなことがとっても多い山の手事情社。

愛すべきおばかさんたちです。

大久保美智子