08/09/12

YAMANOTE ROMEO and JULIET

胸キュンしたい、してもらいたい

映画、『ロミオとジュリエット』 1968年
ロミオ=レナード・ホワイティング
ジュリエット=オリビア・ハッシー

映画『ロミオ+ジュリエット』 1996年
ロミオ=レオナルド・ディカプリオ
ジュリエット=クレア・デインズ

ご覧になった事がありますか?

オリビア・ハッシーは、歌手布施明さんの
元妻です。息子さんはとても似ています。

ではなくて、

1968年の、オリビアがとっても可愛いのです。
声は結構だみ声なんですけど。
そして、1996年のレオはカッコイイのです。
レオ様ブームの到来でした。

この二人で『ロミオとジュリエット』をやったら、
それはもう、世紀の恋愛物語になるだろうに!
と、思う訳です。

ま、無理なんですが。

それはそうと、1968年の方の、舞踏会で
二人が出会うシーンがあります。
ジュリエットの手を柱の影から掴み、
ジュリエットがロミオを見て、恋する瞬間。
そのロミオが下から目線で、愛くるしい。
胸キュンです。
ここだけで良いので、みなさん見てください。

1996年の、二人がすれ違って死ぬシーンが
あります。ジュリエットが仮死状態から目覚めた
瞬間にロミオが毒薬を飲み、ジュリエットが知ら
ずにロミオの頬に手をやります。
その瞬間のロミオの顔を見てください。
胸キュンです。

あああ、
そんな場面を、そんな顔を私たちも演じたい。
歳はだいぶ違うけれど、胸キュンしたい、
してもらいたい。

ただ今、そんな意気込みで、
『YAMANOTE ROMEO and JULIET』
をつくっております。

水寄真弓

08/09/11

YAMANOTE ROMEO and JULIET

他人事、ではない。

どうも三村聡です。

山の手事情社が 『ロミオとジュリエット』 を
題材に選んだ。

驚いた!

はぁ〜、ロミジュリっスか〜。

ど真ん中ストレートの、恋愛物語。

若さゆえとか、思慮が足りなくね? とか、

分っちゃ入るけど、でも結局ロミオとジュリエット
の熱情の純度の高さに、ジェットコースターの
ような急展開の運命に、ぐわしっとハートわし
づかみにされてる自分がいるんだよなぁ。

あ、いけね。
他人事みたいに言ってるな。
自分もやるんだよな。

全く「想像」がつかん!
だけに、
楽しい「創造」になりそうだ!

ここからの一ヶ月でなにやらヘンテコで素敵な
舞台が誕生しそうな予感がビンビンする。

『YAMANOTE ROMEO and JULIET』
稽古場日誌、乞うご期待!!

三村聡

08/09/10

YAMANOTE ROMEO and JULIET

「3回目にして、3本立て」

わたくし、小笠原くみこは、
ロミオとジュリエットに関わるのは、今回で3回目
でございます。

一度目は、まだ、大学生だった頃。
水戸市にある水戸芸術館で行われた、
市民参加型野外劇で公演いたしました。
そのときは、マーキューシオを演じ、
一人、ドリカムの「サンキュ」を芝居なかで熱唱。
1000人近いお客様を前に、ピンスポットを浴びた
のでございます。
アイドルになったような気分でございました。

この公演は、安田雅弘演出でございました。
わたしのマイクコードを介錯してくれていたのは、
山の手俳優陣の方々。あああ、なんて贅沢な。
その後、山の手事情社に入団し、今に至るので
ございます。


二度目は、5年前。香川県で行われる市民劇に、
衣装チーフとして参加。
これも安田演出でございます。
このときは、60名近い参加者の衣装を
ほぼ一人で切り盛りし、てんやわんやでございました。

本番があと数日と迫ったある日。
安田から、数名のズボンが気に入らないと、
ダメだしが。
「ysbヂウjgウlいschdxkchxlびkhjさdkyhkhdsf!!」
と、心の中で絶叫しながら、
新しい生地を買いに走ったのでございます。

そして、本番前日。
徹夜に近い状態が続きましたが、まだ全部のズボン
は仕上がっておりません。
ちょっと休憩と思い、ロビーのソファーに座った
のが大間違い。
ウトウト眠ってしまった様子。
しまったと思い、急いで作業場へ戻ると、
そこには、やりかけの生地があったはずなのに、
気を使ってくださった参加者の一人が、
続きをやってくださっていたのです。
ありがとう! と思った矢先、よく見ると、
型紙とおりには全く切れていない生地・・・
そこから、休憩なしで進めたのは言うまでもありません。

そして、三回目の今回は、
1つの作品で、3本立て。

私の「ロミオとジュリエット」思い出に、
何が刻まれるのでしょうか。

小笠原 くみこ