08/09/15

YAMANOTE ROMEO and JULIET

「あの頃のボクと今のオレ」

私のロミオとジュリエットとの出会いは、
群馬に住んでいた時に観劇した、劇団四季の
「ウエスト・サイド・ストーリー」でした。
当時七歳だった私は、きらびやかな照明・切れの
あるダンス・伸びやかな歌声に驚き、
魅了されていました。
ただラスト、恋人二人が死んだ時は
「おいおい、生きてこその恋愛でしょ? 
死んだら手も握れないし、キスもできないよ!」
と頭が?で埋めつくされてました。
そして今の私の感想
「おいおい、今から恋愛が始まるっつーのに
死んでどうすんの? 辛い事やキツイ事織り混ぜて
の恋愛フルコースを乗り越えようぜ!」

あまり私の中身は変わっていませんでした…

いなくなってはじめてその人の大切さに気付く事も
あり、勢いや流れに乗って前に突き進む事も
また真実。
山の手事情社版・ロミオとジュリエットも、様々な
問いかけを用意してお待ちしています!

川村岳

08/09/14

YAMANOTE ROMEO and JULIET

恋ですよ。恋です。

倉品です。
プレ公演終了後、翌日から「どうじょうじ」の
稽古のため、宮城にいました。
きっと多分、自主稽古するひまがあるはず....
と思っていたのですが、怒涛のような現場が
待っており、案の定ほとんどできませんでした。
そういえば去年も「反魂香」の稽古できなかった
もんなあ...。
だいたい、他の現場で違う芝居の稽古しよう
なんて考えるのがはじめから間違いですな。
なんつうか、濁りますね。
いけません、いけません。

そう、「ロミオとジュリエット」です。
最近、恋とやらに縁遠いのですが、
まあ、来年には結婚することですし、
重い腰をあげて、恋、しましょうかねえ。
ははっ!
恋ですよ。恋です。永遠のテーマですねえ。
人間ってホントに愚かですよ。
たかが恋くらいで死んじゃうんですからねえ。

あっ! そうだ、そうだ! 
このたび久し振りに三村氏が新作参戦です。
うれしいす。
三村節炸裂の予感がありありです。
お楽しみに。

倉品淳子

08/09/13

YAMANOTE ROMEO and JULIET

もはや戦争

9月になり稽古再開。
プレ公演をたたき台にして、本番に向けて
作り直していく。
今までと違い、会場はだだっ広い体育館。
舞台も客席もその他いろいろなものを全て
ゼロから作らないといけない。
公演スケジュールもいつになくハード。
それでも役者はいつにも増して、
ハイボルテージの芝居を求められる。
でも、演技以外のことでも
ものすごい労力を使いそう。

これはもはや戦争である。

戦場に行くような気持ちで向かえば、
何とか乗り越えることが出来るのかもしれない。
今回も寿命が縮まるだろうな。
でも、いわば生命力を無駄遣いする姿を
お金をとって見せるのが役者の仕事なんだから
しかたがない。
いったいどうなることか、劇場で出来るだけ
たくさんのお客さんに確かめてもらいたい。

山本芳郎