06/10/30

YAMANOTE TRIP

「本番一ヶ月前」

本日は浦がお届けします。いやぁ〜1ヶ月は早すぎます。
ここ2、3日前に稽古場日誌を書いたと思っていましたが、早もう1ヶ月が経っていようとは!
おととい食べたご飯なんかまったく覚えていないし、食べた記憶も、ん〜なんとなく…。
TRIPしています。

もう本番1ヶ月を切ってこれからが大詰めですね。稽古場はもういろんな声が飛び交っています。
なんせ3作品を同時に稽古しているわけですから、なにがなんだかわからないくらいのときもありますよ。

劇団員の顔つきも引き締まってきていますね。
山田宏平氏は最近無口になってなにか物凄い顔で考え込んでいるみたいですし、
川村岳氏は少し痩せたのか? 髭の手入れをあまりしていないのか? 顔と髭の割合が3対7に見えるくらい髭の量が多く見える。

劇団員の目つきが変わってきています。いろいろな問題点もまだ残っていますが、ここからが
もうひと踏ん張りの時期であります。

06/10/27

YAMANOTE TRIP

「幻の名舞台が有る。」

シーン作りをしているとみんながみんな心に描いている幻想の名舞台について熱く語る訳です。

「キャットウォークから飛び降りて、スタッと着地するの…」
「霧がたちこめててさ、それがはれると登場人物がいるとか」
「ガーンってなるの、違う違う、ガーンって感じ?」
「いっそ腕ごととれて、またくっつくみたいなさ」
「そうそう、首とかとれるようになってたら、転がしながらでてくるのに」
「猿がね、見てるのよ登場人物を…。そう私たちは猿なの」
「着ぐるみ来た未来人がさ、日本人のまねをしているのだ(断定)」
「飛雄馬みたく炎が背中から、目からたちのぼってるでしょ、あれよ」
「あれだ、古畑任三郎の謎解き前、必ず曲をバックにカメラ目線で語るでしょ、あんな感じですかね」

周りのメンバーは、時には妙に共感したり、ときには全く腑に落ちなかったり、しながらもそんな一人よがりかもしれない名舞台(夢と言ってもいい)を、あーでもないこーでもないとなんとか形にしようとするわけです。真面目に。

この作業は、感動すら覚えます。

そうして少しずつ山の手の名舞台? が出来上がっていくんですが、しかしなんといっても安田の幻の名舞台が一番難解なんです…。

岩淵吉能

06/10/26

YAMANOTE TRIP

「あと一ヶ月」

こんにちは、川村岳です。
先日で初日まで一ヶ月を切りました。夏から稽古を始め早三ヶ月、短パンTシャツの時期が懐かしいです。
そこでまわりを見渡してみると劇団員にも様々な変化が見られます。

○山田
みるみる痩せていっています。流石永遠の少年。
○浦
みるみる目が飛び出していっています。太りなさい。
○山口
みるみるワンパクになっています。落ち着きなさい。
○久保村
みるみるまわりを無視しています。話し合いましょう。
○越谷
みるみるクマが広がっています。差し入れのおにぎりありがとう。
○青い鳥
チルチル・ミチルの旅はどっちでしょう。幸せになれるでしょうか?
それはこれからの踏ん張り次第じゃ―!

川村岳