稽古場日誌
お久しぶりでございます。
俳優部の髙橋です。
今回のテンペスト。
公演日が近づくにつれ、作品が完成し始め、稽古も佳境に・・・!
と思いきや、まだまだどうなるか分からない状態。
皆が色んなパターンを試行錯誤する毎日。
今年入団し、本公演は初めての僕にとっては目まぐるしく過ぎていく毎日についていくのが精一杯。
そしてまたまた難しいのが、このテンペストという作品。
普通に台本通り演じると、よくある大団円のお芝居。
これをなんとか、現代に生きる僕たちに何か通ずる、共感できる芝居にできないか、そうするにはどうしたらいいかと日々劇団員皆が頭を抱えながら稽古しております。
むむむ、考えるな、感じろ!
動け、俺の身体! もっと繊細にだ!
あれ、動かしてる感覚はあるのに身体がついていってないい!!
はぁ、やっぱり俺って不器用。
そんなことを感じながら稽古してます。
しかし、間違いなく今回のテンペストは面白い!
公演日にはそうなっている自信があります!
まだ出来上がってはいませんが、なんとなーくそんな予感がしているのです。
間違いなく、東京芸術劇場にテンペスト(嵐)を巻き起こす作品になるでしょう。
御来場される皆さんがどんな風にテンペストを体験されるか、僕も今からわくわくしております。
御来場お待ちしております。
髙橋真理