稽古場日誌

池上show劇場【DELUXE】

池上show劇場【DELUXE】 浦 弘毅 2021/09/03

初めての一人舞台

今回の公演は一人で数十分舞台に立つことになりました。原作:中島 敦『名人伝』。小学校の時夏休みの課題図書で感想文を書いた。どんな感想かもう覚えていないが、当時この本を読んでとてもかっこよく、憧れを抱いたことは記憶してい...

池上show劇場【DELUXE】 渡辺可奈子 2021/08/31

怖い話と私、私たちと霊の話

私は幽霊を見たことがない。噂では18歳の誕生日までに一度も幽霊を見たことがない人は、それから先も見ることはないらしい。それを聞いたとき、嬉しいような、寂しいような気持ちになった事を覚えている。 私の父は“怖い話”が好きで、...

池上show劇場【DELUXE】 名越 未央 2021/08/27

内側の化け物

『藪の中』は、人間が、“妄想”という得体のしれない化け物に喰い殺されていく様を克明に描き出した物語、なのかもしれない。 男が死んだ現場に居合わせたらしい3人が、それぞれ全く違う証言をするからさぁ大変。事件の真相はなかなか...

池上show劇場【DELUXE】 喜多 京香 2021/08/24

私の出番

私が高校生の頃、静かで可愛らしい国語の先生がいた。授業というものは教材を使って、または何らかの資料をもとに行うのが普通だが、その先生はたまに教材には載っていない文学作品を聞かせてくれることがあった。本も何も持たずに、...

池上show劇場【DELUXE】 長谷川 尚美 2021/08/20

恐るべし行動力

『如菩薩団』では、なんと女の人ばかり、計10人が登場します。それだけで実はワクワクします。なんとも珍しい作品です。 まずは女の人8人が集まってお茶を飲む。 似たような環境で育つと会話の内容も思考も同じ方向になりやすく、会話...

池上show劇場【DELUXE】 谷 洋介 2021/08/17

《山の手メソッド》×寄席

『山の手めそっど寄席』とはどういったお芝居か。まず、《山の手メソッド》というのは台本を使わない山の手事情社の稽古方法のことです。《山の手メソッド》の寄席。寄席形式で《ショート・ストーリーズ》や《漫才》、《ものまね》な...

池上show劇場【DELUXE】 佐々木 啓 2021/08/13

意外と身近な物語

太宰 治の『カチカチ山』では狸は37歳の醜男、兎は16歳の美しい処女として描かれています。それぞれのキャラクターがとても魅力的で一気に作品に引き込まれる。狸は男性を、兎は女性を象徴しているので読む側からすると「身近な物語」...

池上show劇場【DELUXE】 山本 芳郎 2021/08/11

公演に向けて 2〜文学に触れる興奮

そんなわけで今回、ベテランから若手までそれぞれが「一人芝居」をやるということで、題材として主に近代の短編小説に挑みます。戯曲とは違い、俳優にとっては声や語り方や言葉との距離など、普段とは少し違ったアプローチになるかと...

池上show劇場【DELUXE】 山本 芳郎 2021/08/10

公演に向けて 1〜俳優紹介

『池上show劇場【DELUXE】』の稽古が始まっています。僕は今回外野から応援する立場なので、稽古場日誌ではなく代わりに今回の出演俳優たちの紹介をしたいと思います。長くなりますが、舞台上とは違う普段の印象をざっくりとお伝えし...